黄色い豚@日立柏酒場裏(ライブドア・ブログ公開版)

https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda からhttps://reywa.blog.fc2.com/ (2019年8月29日以降の私のメイン・ブログ)に移行したデータを用いて、更に、ここに移行しました。 データの由来(成り立ち)の詳細は、http://reywa.weblog.to/archives/5241451.html を ご覧下さい。 FC2ブログから毎月のバッチ処理で当ブログにデータ移行している故、FC2ブログで追記のある記事などは、こちらに反映されていない事が多々あります。ご注意下さい。

最近、市町村合併が多く、ちょっと離れた場所だと、県の地図があっと驚く構成になっている事も少なくない。

① 新潟県も、そう。新潟県は国の施策をストレートに受ける構造になってるので、あっと言う間に合併が進んだ。2005年1月1日の上越市(13市町村)にも驚いたけど、長岡市が新潟県中越地震(2003年10月23日)の後の2005年4月に続いて、2006年1月1日にも合併を行い、とうとう新潟市(こちらも合併してたんで)と接する事になってしまった。
 と言っても、ほんのちょっとだけどね。寺泊町が長岡市に編入された(和島村もそうなんで、これで長岡市には海がある事になってしまった)ので、かつて岩室村(2005年3月に新潟市に編入)だった部分と接する日本海側で、新潟市と長岡市は接している!きゃ~っ!て感じですよ。
http://www.pref.niigata.jp/sougouseisaku/shichousongappei/gappei/map/map.pdf

それ以外の県でも驚かされる事は、いくらでもある。

② 2006年1月10日に高松市(香川県)が周辺市町村と合併し、瀬戸内海に面すると同時に徳島県に接する様になる。

ちと古くていいなら、

③ 2005年2月の合併で出来た高山市(岐阜県)は、長野県と富山県と石川県と福井県に接している!
 他都道府県に接しているだけなら、現在の秩父市(埼玉県)【大滝村+荒川村+秩父市+吉田町で、2005年4月1日、合併して秩父市となった】も、東京都と山梨県、長野県、群馬県に接しているんですが…昔の大滝村だけでもそうだったもので、インパクトが…。

④ 高山市の北には、岐阜県内に白川村(石川県と富山県に接する)と飛騨市しかなくなってるけど、石川県側で白川村に接する市町村が合併して「白山市」になっちゃった。世界遺産の白川郷に因んで、なのかな?
 白神山地に接しない「白神市」構想もあったりしますから。

⑤ 甲賀市(滋賀県。2004年10月合併新設)と伊賀市(三重県。2004年11月合併新設。伊賀町ってのは前からあったが伊賀町への編入ではない)って、接しているんですね。

⑥ 佐賀市は2005年3月に合併したので、有明海に面すると同時に、福岡県に接する様になった。接している市の中には、福岡市(日本海に面してます)があって、佐賀市と福岡市は接している事に(隣りの市同士!です)。
 もっとも、山形市(山形県)と仙台市(宮城県)も接してますね。

⑦ 浜松市(静岡県)も2005年7月に大胆な合併をして、浜名湖以北で静岡県と愛知県の接するところは全部、浜松市に。でもって、太平洋に接すると同時に長野県にも接する事になってます。
 静岡市(静岡県)も清水市(現・静岡市)と合併する前から、太平洋に面すると同時に長野県と山梨県にも接していた訳ではありますが…。

⑧ 富山市(2005年4月1日合併)は、日本海に面すると同時に、長野県と岐阜県に接してます。富山県は、2006年3月31日には15市町村(10市4町1村)で構成される事となり、この数は全国最小です。

⑨ これはもう有名ですが、青森県の五所川原市と中泊町は、互いに飛び地があって、サンドウィッチ構造になってます。新聞なんかでは「今のところ、不便は感じてない」とか。
http://search.pref.aomori.jp/search97cgi/clh_shichoson.asp
 そう言えば、山梨県だったか、神奈川県だったかに、東京都世田谷区に合併を申し入れたところがありましたっけ。


当ブログ内の記事「『レイソル、崩壊危機』の報道に接して~05 Jan 2006」
http://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/21679202.html
を契約状況に応じて更新していたのですが、記事の題名と内容が段々乖離して来たので、更新内容をこちらに切り離す事にしました。09 Jan 2006で、前の記事の更新は停止しました。

?=未定
△=移籍の観測報道あり。
×=移籍または戦力外通告
●=契約更改または新加入

【監督】

●石崎信弘:2005年12月21日就任(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051221_1.html
×竹本一彦:2005年12月13日監督代行→2005年12月19日GMに就任(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051219_3.html
×早野宏史:2005年12月13日辞任(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051213_1.html

【GK】

●GK 南雄太:契約更改(http://www.reysol.co.jp/main.html の2006年1月16日の項)(移籍志望とされていたが)
●GK ノグチピント:契約更改(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060107_1.html
●GK 加藤慎也 :契約更改(同上)(新潟?との噂はあったが)
<新加入>
●GK 桐畑和繁:レイソルユースから昇格

【DF】

×DF 土屋征夫:大宮へ完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060113_3.html
×DF 永田充:新潟へ完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/06011http://fukumimi.exblog.jp/tb/29886413_1.html
×DF 波戸康広:大宮に完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060112_6.html、東京Vとの観測報道も初期にはあったが)
×DF 薩川了洋:戦力外通告(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051201_1.html )→現役引退→柏のフロント入り(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060126_1.html
●DF 小林亮:契約更改(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060107_1.html
●DF 中澤聡太:契約更改(同上)
●DF 小林祐三:契約更改(同上)
●DF 近藤直也:レイソルHP上でJ1昇格への決意表明(http://www.reysol.co.jp/extra/051228kondo.html)→契約更改(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060107_1.html
●DF 石川直樹:契約更改(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060107_1.html
<新加入>
●DF 根引謙介:期限付移籍(仙台)から復帰(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060106_4.html
●DF 中谷勇介:名古屋から期限付移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060109_1.html
●DF 岡山一成:川崎から期限付移籍(2005年シーズンは福岡に期限付移籍)(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060110_1.html
●DF 大河原亮:前橋商業高校から(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060110_3.html

【MF】

×MF 明神智和:G大阪へ完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060112_3.html
×MF 大野敏隆:東京Vへ完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060110_2.html
×MF クレーベル:サントスへ完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060126_2.html
×MF 田ノ上信也:戦力外通告後、横浜FMへ移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051201_1.htmlhttp://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051226_1.html
×MF 増田忠俊:戦力外通告後、大分へ移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051201_1.htmlhttp://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060122_2.html
●MF リカルジーニョ:期限付移籍(鹿島)から復帰(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060126_4.html
●MF 平山智規:契約更改(http://www.reysol.co.jp/main.html の2006年1月14日の項)(横浜FMとの観測報道もあったが。残留してくれてありがとう!!!!!平山!)
●MF 谷澤達也:契約更改(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060107_1.html
●MF 鈴木達也:契約更改(同上)
●MF 大谷秀和:契約更改(同上)
<新加入>
●MF 山根巌:川崎から完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051226_2.html 、柏レイソルHPでは期限付か完全移籍か不明確だが、川崎HPで「完全移籍」と明記してある)
●MF 永井俊太:期限付移籍(水戸)から復帰(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051227_1.html
●MF 落合正幸:期限付移籍(鳥栖)から復帰:http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060106_3.html
●MF 瀬戸春樹:千葉から期限付移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060110_5.html 、ジェフ千葉公式HP【何ゆえso-net?】http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/index.htmlにも掲載されています)
●MF 鈴木将太:大宮から期限付移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060114_1.html
●MF 柳澤隼:レイソルユースから昇格
●MF 石舘靖樹:浜松大学を退学し、レイソルへ(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060113_4.html
●MF ディエゴ・ソウザ(登録名ディエゴ):パルメイラスから期限付移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060126_5.html

【FW】

×FW 玉田圭司:名古屋へ完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060119_1.html)(清水、名古屋、大宮、京都、横浜FMとかの観測報道があったが)
×FW 矢野貴章:新潟へ完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060113_2.html
×FW レイナウド:サントスへ(期限付移籍)(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060126_3.html
×FW 安永聡太郎:戦力外通告(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051201_1.html
●FW フランサ:契約更改(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060126_6.html
●FW 宇野沢祐次:契約更改(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060107_1.html
●FW 李忠成(同上)
<新加入>
●FW 北嶋秀朗:清水から完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060117_1.html
●FW 山下芳輝:期限付き移籍(大宮)から復帰(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060106_5.html
●FW 藏川洋平:FCホリコシ(JFL)から完全移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060111_1.html)…2006年1月20日の新体制発表記者会見ではDFとして発表
●FW 長谷川悠:流通経済大学附属柏高校から(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060110_4.html


【レンタル移籍(期限付き移籍)中】
×GK 清水健太(山形):山形への期限付移籍の期間延長(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/060105_1.html
×DF 矢野哲也(愛媛):戦力外通告(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051201_1.html) → 第2回Jリーグ合同トライアウト出場(http://j-leaguers.net/news/news.php?200601;910
×MF 茂原岳人(広島):川崎へ期限付移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060112_2.html
×MF 広庭輝(愛媛):愛媛FCへの期限付移籍の期間延長(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060111_3.html
×MF 中井昇吾(水戸):戦力外通告(http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051201_1.html) → 第2回Jリーグ合同トライアウト出場(http://j-leaguers.net/news/news.php?200601;910
×FW 菅沼実(ブラジルのヴィートリア):愛媛FCへ期限付移籍(http://www.reysol.co.jp/news/2006/newslog/060111_2.html
△MF ゼ・ホベルト(ブラジルのヴィートリア):ボタフォゴへ所有権折半の形で移籍(http://fukumimi.exblog.jp/ の2006年1月14日の項)

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フロント陣、コーチング・スタッフ陣については、下のコメント参照。


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 小泉首相は、当初、外交に関しては、頭は全くの空白だった事は、ほぼ間違いない。空白域に関しては、小泉首相はブレーンに丸投げする事で対応して来た。外務省だったら、田中均外務審議官だったのだろうか?でも、もう首相周辺にいなかったと思うし。
 でも、小泉内閣に外交を貫く外交戦略なんてあったのか?無いのではないか?と感じる。以下は、その列挙。
 小泉氏は、自分の思い描いた世界と対応を直截に結びつけるところにこそ、魅力がある(あんまり頭は良さそうには見えんけど)。これは、戦略の無い事と表裏をなしてはいるが…今年出来る事と言ったら、安倍氏をダシに使い、二度も訪朝した実績を基に北朝鮮との関係を一気に推進し、拉致問題の解決を図る事くらいしか、思い付かない。この事だけは期待してます。これが出来れば、純ちゃん、間違いなく歴史的には大宰相の仲間入りが出来るよん。

 では、以下は、小泉内閣に外交戦略などなかった事の証拠の列挙。

① 先ずは思い出されるのは、内閣初年度の田中真紀子氏と鈴木宗男氏のバトル。これは田中真紀子氏によって提起されたバトルであるが、小泉首相は何ら実質的な改革に手を付けず、田中真紀子氏の更迭(田中氏が小泉首相から伝えられた更迭理由は、田中氏の言では、「世間を騒がせた事」だったそうな)と人事異動で手じまいにした。
 外務省が伏魔殿である事は論を待たない。閨閥が幅を利かせ、仕事と縁の薄そうな、どうしようもない派閥も内部に存在する。当初の人材としては最優秀の人材であろうが、有効に使ってはいない。私の知っている外交官の中には、仕事で自分の才能が活かし切れていないからか、こっそりと個人的に文化関連の掲示板に投稿し、大きな存在感を持つようになった人までいる。外務省は閨閥を重んじる理由として「外務大臣が、世界のトップと一緒に食事をする際なんかに、スープを音を立てて飲む様な人じゃ困るでしょ。それと同じです」なんて言い方をする人がいるけど、入省した人材なんかには教育を施せば済む。ちなみに、前記の「」内の言葉は麻生氏が外務相に就任した際に、氏を歓迎するものとして幹部が発した言葉である(と報道されたもの)。麻生氏に関しては、首相候補と云う事以外には、外務省内の評価はこんなもの。ソニーの出井氏が「麻生氏は意外とずばすば言うし、外交も重要だから」と首相候補として評価するコメントをしたらしいが、麻生氏が何か外交にいい事をしたの?出井氏のトンチンカンもイイカゲンにしたらいい。

② WTO、FTAの交渉などに於いて後手を踏み続けている事。
 当初、小泉内閣ではFTAに関しては、WTOの動きを分断するとして、消極的だった。が、中国の積極的な動きに呼応して積極策に出た。
 しかし、ここでの交渉は、外務省との連携を欠き(言い換えれば、内閣としての方針を欠き)、経済産業省とか、農水省とかの担当各省レベルで、相手国の担当官庁と交渉するばかりで進展を見なかった。
 こうした姿勢はWTOでも同じで、結局、WTOの草案起草グループであるG4から日本は外れるに至った。現在のG4は、米国、EU、インド、ブラジルであり、日本は、出来た草案のチェックをする(意見を言い、支持をまとめる)G10に入っているに過ぎない。小泉内閣の間に、WTOでは日本は主導国から周辺国に成り下がった、と言える。
 また、FTAへの姿勢変換したはいいが、当初の懸念(WTOの分断)への配慮を欠いた。今では、日本はASEAN各国の間で「WTOの動きやASEANを分断するもの」として警戒されるに至った。その間に中国はASEAN各国との間では、決着した分野から実行に移し、しかもASEANの一国との間でも合意に至ったものは、そのままASEAN全域の国に適用すると云う動きを取った。
 日本は、小泉内閣の実績としては、この分野で中国には明確に「(勝ち負けで言うなら)負けた」「(より的確に言うなら)遅れを取った」 と言える。

③ 靖国参拝は、小泉氏が総裁選に立候補する際に、敢えて公約に掲げ、自ら政治問題化させたものである。総裁選の際に日本遺族会の支援を受ける為の約束とされる。日本遺族会は、総裁選の相手方だった橋本氏が、首相就任直前まで会長を務めていたところであり、橋本氏より踏み込んだ約束をせざるを得なかった、と言う事情がある。勿論、小泉氏の心の中の思いもあったには違いなかろう。が、こうした関係が利益団体との癒着と言われるものに他ならない。
 日本遺族会もかつては、遺族年金の支給に関わる社会運動であったが、いまや、靖国神社に関わる活動なんかをしている圧力団体でしかない。全体の利益の為には、さっさと切り離して構わない存在でしかないと思うが。
 靖国参拝の後の周辺各国に対する対応こそは、小泉氏に外交戦略なんて無い事の証拠。2005年のASEAN会議の際の演説(靖国参拝への中韓の対応を批判)について、「言い過ぎた部分があった」なんてコメントしてるが、今になってもそんな対応をしてる事こそが問題。

④ 国連改革については、常任理事国入りが何故必要だったのか?の根源的な問いに対する答えが念頭に無いのではないか?1990年代には「安全保障委員会に議席を持たない時期は情報が入って来ない」と云う事こそが問題とされた。安全保障委員会の議席は、常任理事国でない限り(議席を持つと云う事は理事国になると云う事であり、安全保障委員会に議席を持ち、かつ常任理事国でない国は、そのまま非常任理事国である事になる)2年毎の改選となり、再選は許されない。拒否権を持つと云う事は、第2次世界大戦の戦勝国(United Staes=戦時に於いては「連合国」と訳され、戦後に置いては「国連」と訳される)体制の悪弊でしかない。拒否権付きの常任理事国になる必要などないのだ。小泉氏も首相就任当初は、この考え方に立っていて、自ら表明していた筈だ。
 それを③との絡みで、国連改革の案を出し、票読みを間違えた。ここまでは、しようがない。が、その後、2005年末に米国と協調して国連への支出を留保する戦術に出て、発展途上国での評判を著しく落としている。日本は1980年代末には、(経済に勢いもあったのだが)軍事力は持たないものの、国際社会では公平正義の理念を実現しようとする、文字通りのSuperpower(超大国)と評価されていた事(当時のロンドン発行のThe Economist紙でも、日本にこの評価を使っていた。同時期にThe Businessweek誌は、日本をCommunist Countryって書いたけど)を忘れてはならない。

【以下、10 Jan 2006に追加】

 外交は継続的な国と国との交渉に違いないのだが、小泉首相は、橋本・元首相時代の成果を発展させる事に、ほとんど関心が無く、それらの分野を後退させる事になってしまった。橋本・元首相ひいては経世会への対抗心もあるのだろうが、国益はどうなっているのだろう?
 この事例は、

⑤ 普天間基地問題に関しての進展ナシ。複雑な問題もあるので、簡単には進展しないが、沖縄県の意見と言うものを反映しないやり方は事態をなお複雑にしている。沖縄側に、非常に受けの悪い小池百合子氏を北海道・沖縄担当相に留任させているのも、その現れか?

⑥ ロシア(エリツィンと橋本氏の関係、また橋本龍太郎-鈴木宗男-佐藤優ラインの影響力もあるでしょうが)との関係が後退し、小泉政権の間にロシアの対日窓口は大統領府直轄事項から外務省に格下げになった(http://blogs.yahoo.co.jp/foresightblog/22444311.html)。これで北方領土の返還の進捗は暫くは考えられないし、シベリアのガス・パイプラインの経路を通じて麻生氏や中川氏が大好きな東シナ海油田問題へ圧力を講じる事も困難になっている。


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