黄色い豚@日立柏酒場裏(ライブドア・ブログ公開版)

https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda からhttps://reywa.blog.fc2.com/ (2019年8月29日以降の私のメイン・ブログ)に移行したデータを用いて、更に、ここに移行しました。 データの由来(成り立ち)の詳細は、http://reywa.weblog.to/archives/5241451.html を ご覧下さい。 FC2ブログから毎月のバッチ処理で当ブログにデータ移行している故、FC2ブログで追記のある記事などは、こちらに反映されていない事が多々あります。ご注意下さい。

 自ら、「見聞が狭い」と認めるけど、自分なりの意見を書ける書庫として「単なる感想」を作ります。ここでは、「My opinion」より確実に見聞の範囲が狭く、それが妥当なものかどうか疑問があるけど、自分なりに感じた事を書いて行きます。

 例えば、私は柏市に住んでますが、「最近プリウス【トヨタ製の車の方。日立のPCではない】よく見るよね~」てなもん。私は車に詳しい訳ではありませんが、自宅【日立柏サッカー場周辺】の周辺での見聞に基づくもので、プリウスに関しては、多くは一日に1回以上、外出が少なくとも2日に1回は見てる事象だったりします。が日本全国に当てはまる事象か?は自信がありません。私の自宅周辺はお金持ちも多いみたいで、プリウスよりはベンツ【これはメーカーだから、一つの車種と較べてもね~。でも、おいらは、ベンツの車種を云々出来るほど、車に詳しくない】の方がありふれています(発売からの累積台数、耐久年数の関係もあるでしょうが)。アウディ(丸い輪が四つ。これもメーカー)もよく見かけるのですが、プリウスの方が見かける事多くなってます。なお、プリウスの色は様々で、銀、白、青、赤とありますので、一つの車を複数回見かけてる訳ではない、と云ったレベルで、狭い見聞と今ひとつ断言出来ない事項が、この書庫に格納されてます。
 ちなみに、私の車は、最近買い換えたのですが、プリウスより遙かに安いものの、売れてないみたいで、アウデイより見かける機会が少ない車種です。


 この記事の登録カテゴリは、科学>社会科学>法学、にしてある。理由は、東京地裁がライブドア対フジテレビの仮処分の決定の際、「資産の切り売り」を対抗出来る事例として単純に定義した事に対する感想だからである。日本ではグリーンメイラーと一括りにされるが、もう少し精緻な議論が必要なんではないか?と思うからである。

 私は1980年代にアメリカ及びヨーロッパ大陸での買収案件複数に、当事者として関与した事がある。19990年以降は、こうした案件にタッチした事はない。日本の新聞では一面にはなった事はないものの、経済面では各紙共通のトップにはなっていた案件である。
 で、そうした案件で、資産の分割売却を実際に提案した事がある。

 会社は、その経営によっては、一つの経営としてやっていくのが不効率な場合なんて幾らでもある。最近の事例ではカネボウなんて、そうした事例になるかも知れない。カネボウはかつてはペンタゴン経営なんて言っていたが、何があるんだろう?繊維、衣料、食品、化学(?)、化粧品、かな?同社のHPだと、トイレタリー製品、薬品、食品、ファッション製品、化粧品(化粧品は別会社)となる。こんなのは、一緒に売却する必要ないと思うんだけど。産業再生機構は、一括売却にこだわったけど、花王&ファンドに売却された後、当然、更に分割して売却される事になると思う。
 そうでなくとも、1980年代前半は日本では多角経営がトレンドだったから、資産の分割→売却をすると、とってもいい資産と評価出来るものがある。これを一律にグリーンメイラーってしてしまって、いいのかな?
 現実には被買収企業に対抗策を取られようが、分割に合理性があれば勝てると思うけど、時間が余計にかかる。裁判所は、もう少し現実の姿を検討する事が必要と思う。特に、日本の裁判所は経済の実際の姿を知らない、子飼い(キャリア)の裁判官がほとんどなんで。少なくとも米国では、裁判官に弁護士経験が前提とされているので、同じ事務所でのM&A案件くらいは見聞した後、裁判官になっているので、差異が出て来る。

ps.産業再生機構は、期限がある中で自分の実績の象徴案件を探していて、ダイエーとカネボウに行き着いた。で、花王が化粧品事業を買収する事で一応の合意に至っていたカネボウ案件を、花王から奪い取る形で自分の管理下に置いた。で、結局、数年後(昨年=2005年)、カネボウ本体は、花王を中心とする企業グループに売却される事になった。本当に産業再生機構が手がける意味があったのか?産業生成機構社長のおっしゃるには当初の売却契約には株主訴訟に勝てない事項が含まれていた、との事。これは事実である(私もその事が事実である事を明言出来る)が、花王側にその指摘は伝えられていなかったのではないか?公的機関の行動としては、検証が必要な事項であると思う。


 この人が日本会議の構成メンバーか、どうか、私は知らないのだが、考え方としてはそう違いは無いだろう。
 この人については、こうしたメンバーにしては珍しく、私が会ってお話をした事もある人です。著書を読んだのは30年以上前からで、初めてお会いしたのが28年ほど前でしょうか。当時は英語学者としてヨーロッパの文明と日本の文明を比較する大きな仮説を提示していました。その後、その仮説の論証、実証に進むのかと思ったら、仮説段階のものを更に勧めて、政治的な論客としての立場を現して来ました。

 最近は皇室問題について発言し、「素人が拙速な論議で結論を出すな」と言っている様です。が、この人に対しては一言だけ言いたい。おみゃーは専門家と言えるのか?って事。

 渡部氏は、読書量に関しては本当にスゴイ人です。読書量と知識の量で言えば、彼は皇室に関しても専門家と言えるのかも知れない。けど、この人の本当にダメなところは、知識のほとんどが読書(と対談)でしかない事。これは、知識の習得に関しては一番効率的である事は認めますが、社会の実態に関する調査などは全くした事が無いんじゃないだろうか?文明についての仮説を立てたものの、実証をしようともしなかったのと同じ構図です。
 あんまり論証の力(論理)も強いと思えないんだが…。

ps.拙速と言うが、天皇制は戦後ずっと考えられて来た事であり、今後も天皇が続く限りは、絶えず検討されて行く事項です。論議の時間の短さだけで評価すべきじゃない。


↑このページのトップヘ