黄色い豚@日立柏酒場裏(ライブドア・ブログ公開版)

https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda からhttps://reywa.blog.fc2.com/ (2019年8月29日以降の私のメイン・ブログ)に移行したデータを用いて、更に、ここに移行しました。 データの由来(成り立ち)の詳細は、http://reywa.weblog.to/archives/5241451.html を ご覧下さい。

 千葉8区では、民主党から松崎公昭(きみあき)、自民党から桜田義孝(よしたか)、両氏が立候補予定です。前回選挙では、小選挙区では、松崎氏が当選、桜田氏は次点で落選したものの、比例で復活当選しています。その前の選挙では、確か、自民が当選、民主党候補は比例で復活、だった様な気がしています。
 また、綿貫氏は、テレビで「”刺客”と言われている候補は、多くは比例区で同時に立候補していて、当選が約束されてる事を忘れちゃいかん」と云った趣旨の発言をしていました。
 比例区と小選挙区で同時に立候補する事は悪い事なのでしょうか?

 私は、そうは思いません。
 理由は一つだけ。小選挙区でありながら、一番、無駄な落選者が少なくなり、死票を上手く活かす手段でもあるからです。日本の小選挙区比例並立制という制度は、小選挙区制度を採用する場合の最も優れたものだと考えています。以下、説明します。

 比例小選挙区(当選者が一人)は、中選挙区(当選者が複数。選挙区は小選挙区の場合より広い)と較べると、落選する者が遙かに多くなります。が、小選挙区のみで構成する場合や比例区では小選挙区と同時に立候補出来ない場合は、対立候補は落選した場合、どうすればいいのでしょうか?立候補する場合、現実には、公務員の場合は退職を余儀なくされ、会社員の場合も多くは同様です。ホリエモンなどの会社役員である場合だけ、事実上、兼職が可能です。
 この、現実にある状況の中で、重複立候補も認めないとすれば、立候補者は、会社役員などや、落選候補を自党のスタッフとして抱えておく事の出来る大政党のスタッフが多くなってしまいます。共産党が良い例です。余りに多数の選挙区に候補を擁立する故に、落選候補ばかりで、そうした人をスタッフとして抱え、候補者の肩書きは、自党スタッフばかり。立候補者にそうした偏りが出る事を、私は善しとしません。
 それ故に、私は重複立候補を善しとします。優れた候補者であっても、選挙で敗れる事はあります。重複立候補は、そうした人材を上手く活用する術であると考えます。
 日本の比例区での選挙は、重複立候補の場合、同順位なら小選挙区での惜敗率(得票数/総投票数)も考慮する事にしています。この事も、私が日本の小選挙区制を優れたものと考える所以です。

 前回の参院選のときだったか、衆院選のときだったか、新聞は一様に、この重複立候補を問題だ、としました。が、以上の様な理由で私は重複立候補を支持します。また、「一度落とした候補がゾンビみたいに立候補して来るのは、嫌だ」との意見もあります。これに対しても、次の事を指摘したいと思います。選挙では、嫌な候補であろうと、マイナス票(落選させる方向への票)を入れる事は出来ません。これは多数の意見を反映する事は認めるが、多数の力で少数の意見を圧殺する事を許さない、と云う制度の意思でもあるのです。一定の数を以て選出された意見(候補)は議会政治の中で尊重されなければなりません。

 小泉首相は、かつて、この小選挙区制を「党首の力が余りに強くなり過ぎる」として反対しました。それによって名を上げた人です。当時は「総務会で決を採ったとは言えない。これでは強行政治だ」と言っていたと思います。今回は、決を取り、多数決で押し切りました。小泉首相は、この部分では、確かに経験を糧にしていると言えると思います。

 ところで、8月28日TBSの日曜朝の番組で、デーブ・スペクターがまた「重複立候補の制度は詐欺だ」って叫んでました。もう従来の本職で稼げなくなってタレントが本職になってしまった、こうした寄生虫みたいな人が複数の番組で政治を語るというのは、どういうものなのでしょうか?デーブ・スペクターは、TBSと同時にフジテレビでも、こうした場面で出ています。テリー伊藤(私は、この人は尊重出来る意見を言う人だと感じていますが)も、TBSとテレビ朝日にも出ています。私は、複数の局に政党の同じメンバーが出る事は悪い事だとは思いません。色んな視点から検討される事になりますから。しかし、政治の場面で、複数の局の番組に同じメンバーが出るのは問題だと感じています。色んな視点から検討するのではなく、同じ視点を繰り返し見せる事になり兼ねません。しかも限られた電波で、それを行う事は不公平なバイアスをかける事になります。私は、政治番組で同じ人が複数の局の討論番組に出る事は、法律で禁じるべきと考えます。


 衆院解散からおよそ20日が経過し、投票日まで2週間となりました。

 私は、郵政事業は民営化すべきだと考えています。しかし、自民党の政策には問題が多いと感じており、基本的な考え方は民主党に近い者です。ですので、郵政民営化が国民の過半数の意思である事を示し、民主党に変わって欲しいと考えるのです。自民党+公明党で過半数を獲得出来たとしても、郵政民営化法案の成立には、まだまだ困難があるだろと考えています。また、今回の郵政民営化法案にも問題が多いとも考えています(しかし、対案も無い現状では、そのまま成立しても構わないとも思っているのも事実ですが)。
 この私の思いからすると、今回最も望ましい結果は、民主党が第一党となるが過半数は獲得出来ず、自民+公明で辛うじて過半数を獲得、との線です。そして、次の参院選(2007年)で民主党が参院での第一党となる事です。この線ですと、次回の衆院選で、民主党が政権を取れる可能性が高くなります(民主党政権が出来なかったら、岡田代表は辞任と言ってますので、そのときの党首だ誰になるのか、甚だ見通しが悪いのですが)。
 一方、自民党のマニフェストの曖昧さと政権に群がった烏合の衆としての自民党の実態から考えると、これから4年間、自民党が勝手に出来るほどの圧勝は避けたい。一方、民主党が過半数を占めるのは私の中では、許容範囲です。

 これらの事から、今の私の態度は、民主党に小選挙区、比例区、共に投票してもいいかな…とも考え初めています。実際、今のところは、態度が揺れ動いているばかりです。民主党だって、かつては、山谷より子の様なトンデモナイ候補者(現在は、自民党所属議員)を立てた事もあるのですから、比例区の議員をじっくり検討してからでも遅くはないか、と考えています。
 私の基準だと、自民党の比例区におかしな候補者がいる可能性は否定出来ない。が、民主党に、そうした候補者がいるかも知れない。どちらの比例区にもおかしな候補者がいた場合は、小選挙区自民(桜田義孝)、比例区民主、で行く積もりです。それによって、この選挙区から出た自民が当選、民主が披瀝区復活当選になれば、それはそれで構わない。なぜなら、両者とも、郵政民営化自体に関しては、支持する事を明示していますので。


fio_1995さんからトラックバックを頂き、政府の郵政民営化PR文書の成り立ちに関する記事を読みました。私は、この国会審議について、多少は知っていますので、その内容をまとめて書きます。

① 政府PR文書は政府が行政の執行に当たって作成するものではないのか?
  政府提出法案の中身のPRの為とは言え、現在国会審議中の法案の一方の意見を政府の資金で行う事は許されるのか?
② このPRを請け負った会社は、歴史もなく、実績も無い会社である。この随意契約締結のの際に、実績のある人間を特定して、その人間に任せる事が条件となっていたが、その人間は途中でこの案件から降りた。競争入札でなく、随意契約でこの様な会社に任せたのは、竹中大臣の妻の会計監査をこの会社の代表者が行っているから、というコネによるものではないのか?
③ この会社のPR文書作成時の文書には、「主婦層、子供、シルバー層など、IQが低く、具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する」層に訴えるとされている。これは差別ではないのか?(→私としては、丸投げ体質の現れと感じましたが)

と云った事だったと思います。中には「前島密が郵政民営化に賛成の様に書かれているが、これはどういった考えからか?」と云った笑える議論もありましたが、そうした事は略します。


参考:以下、fio_1995さんのブログから

原資料
http://blogs.yahoo.co.jp/fio_1995/9572356.html

解説
http://blogs.yahoo.co.jp/fio_1995/9518233.html

※ 国会の議事録は、web上で公開されており、発言者で検索、と云った事も可能です。


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