黄色い豚@日立柏酒場裏(ライブドア・ブログ公開版)

https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda からhttps://reywa.blog.fc2.com/ (2019年8月29日以降の私のメイン・ブログ)に移行したデータを用いて、更に、ここに移行しました。 データの由来(成り立ち)の詳細は、http://reywa.weblog.to/archives/5241451.html を ご覧下さい。 FC2ブログから毎月のバッチ処理で当ブログにデータ移行している故、FC2ブログで追記のある記事などは、こちらに反映されていない事が多々あります。ご注意下さい。

 2005年8月11日に開設し、8月13日に初めて記事を書いた、このブログも2006年までは何とか維持する事になりそうです。当初、9月11日までの期間限定で郵政民営化と衆院選を考える期間限定と考えていたものなのに…。期間限定で考えていたからこそ、記事は全て単なるテキスト(HTML編集なんかしてません)ですし、IDも本来のものと別に設けています。

 このブログでは今まで何かに対する批判とか意見とかが多くなっていました。が、これだけ溜まってくると、自分の考え方も書いておいた方が分かり易いかも?と考え、この書庫を開設します。
 何かに対する批判よりは、持論をのんびり書く事になると思います。


 自民党が憲法改正案を一応まとめた2005年が暮れようとしています。自民党案に基本的な問題があると考える民主党も、憲法改正には賛成でも、自民党の桝添要一氏に対応する民主党の枝野幸男氏の方では、まだ具体的な案の作成までは踏み込まない方針の様です。
 このままでは、日本の政治の最大のエネルギーである「なし崩し」により、自民党案が浸透して行く可能性もあると考え、私論としてではありますが、憲法について考えてみる事にしました。

 なお、「なし崩し」も無視してはならないエネルギーなのです。これは、法律的に云えば、法規範意識の変遷がここにあり、慣習法の成立そのものだからです。私は憲法9条は2005年時点では1945年時点と較べた場合、確かに「変遷してしまっている」と考えます。橋本公旦氏(当時、中央大学教授)が1985年時点で、憲法9条に関して、憲法の変遷を言った際にどうたっだか?の判断は敢えてしませんが、現在から見ると、変遷は「あった」と考えます。

 この様に変遷してしまった憲法の下で、改正を論議する必要はあるのか?どうか?これ自体が政治的な論点となるのは致し方ありません。単に、すっきりさせたいから、と云うのは、幼稚な論理である事は確かでしょう。
 私は、敢えて改正を前提にして、日本国憲法の改正案を考えて行ってみる事にします。「なし崩し」にしない為に一人の国民として。

 基本方針は、「歴史の経験をしっかり踏まえる事」。米国から押しつけられたなどと云う事だけに注目するのではなく、米国憲法を通じて流れ込んだ人類の叡智(経験から出て来たものです)にも感謝し、明治憲法の反省も踏まえる。それ以前の叡智にも敬意を払う。

 で、まずはこんな事を考えています。

① 日本国憲法と云う名を改名し、「日本国国家基本法」に変更する。国家と国民(市民も含む)の関係を規定する法としての近代憲法である事を明らかにする為。「17条の憲法」(聖徳太子時代のもの)なんかとは別物である事を明らかにし、自民党がかつて掲げた「国柄」(定義は掲げていなかった)などの論での政治方針がモグリ込まない様にする。

② 前文はあってもなくても構わない。付けるんなら、自民党案の様な総花的なものでなく、現憲法の様な骨太な方針表明であって欲しい。
 その上で、章の構成を変える。
第1章 最高法規
第2章 国民主権
第3章 国民の権利および義務
第4章 天皇…ここに置くのは、論理の流れだけであって、裁判所の後でも構いはしないと考えます。
       個人的には天皇の祭祀性に着目して「死」を意味するものを、ここに置く事で国家の繁栄を願います(笑)。
第5章 国会
第6章 内閣(「国家行政」との名称でもよい)
第7章 司法(「裁判所」との名称でもよい)
第8章 地方自治
第9章 戦争の放棄…現憲法第9条は第9章となります
第10章 財政…第8章にして末広がりにしたかったんだけど(笑)。地方自治とひっくり返す?
第11章 補則

以降、この書庫の中で考えて行きます。企業献金の禁止(議員に繋がる政治資金団体への献金の禁止)も盛り込むべきと考えています。


① 朝日新聞2005年12月28日付朝刊第2面から。
 国勢調査の推計で「人口減」と12月27日発表した数値は竹中総務相の指示で、2日間で暫定処理したものである事が判明。

 【従来の数値…2000年の国勢調査確定値から毎年増減処理して来た値】
 2004年の人口 127,687千人(2005年2月発表)

 【今回の速報値…2005年の国勢調査の速報値】
 2005年の人口 127,757千人(今回の数値)…上記の数値から7万人増
 
 ※上記の様に処理して来た2000年の推計値より11万人余り増
 (って事は、増減値だと昨年より4万人減ったって事?)

 【総務省統計局のやった事】
 2004年の数値を8万9千人増やして、昨年(2004年)に較べて今年(2005年)1万9千人減った事にした。

 総務省統計局の従来方針…国勢調査の確定値が2006年10月に出てから2004年の推計値などを補正する予定だった。

 竹中総務相の指示…竹中氏が公表ぎりぎりになって2004年の推計人口の洗い直しを指示。

 総務相統計局の作業…従来の数値と今回の速報値の誤差分の「トレンドを反映させ」「速報値をベースに急遽暫定的に2日間で終わらせた」

 竹中氏の指示が無かった場合…従来方針だと、微増の発表で終わった。来年になって、修正される可能性あり。

①に関する私の感想:今回(2005年)の国勢調査に関しては、様々な問題があって現実を把握出来るかが問題になっていた。そこに、こんな事をやるとは、竹中氏は学者としては2流である事を露呈した。例えれば、韓国のES細胞の捏造疑惑に揺れる黄氏と一緒。高い能力を持つかも知れないが、現実を把握して行く資質に欠ける。
 今回やるべきだったのは、この誤差を明らかにし、「減少に転じた可能性がある」との指摘を発表し、一方で、国勢調査の現実の更なる精査を命ずる事だったと思う。
 下の関連記事でも判る様に、竹中氏は自らを律する職業倫理にちと問題のある方の様だ。姉歯氏の様に専門家と云う権威を着ているが、竹中氏の言は、注意して見て行った方がいい。
 こんな記事も参考になるよ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E4%B8%AD%E5%B9%B3%E8%94%B5

①に関係する当ブログ内関連記事:政府の郵政民営化PR文書に関する竹中平蔵・郵政民営化担当大臣の疑惑
http://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/9697243.html

② 国勢調査速報、国と都で90人差…総務省が集計ミス?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000101-yom-soci

③ <フィギュア>全日本の集計、本当は人的ミス 連盟認める
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051228&a=20051228-00000011-mai-spo
 12月24日のフィギュアスケート全日本選手権フリーで起きた得点集計ミスを、日本スケート連盟は当初「コンピュータのプログラムミス」としていたが、仕様を理解していないスケート連盟側のミスであって、減点用の人員を配置していなかった所為と判明。
 姉歯の偽造を見抜けなかった検査機関みたいな構図。

③に関する追加情報:朝日新聞2005年12月30日付朝刊第11面から。第1文自体が上記とは違っていますが、こんな記事は今まで出ていなかったので、記者の方で修正を施したものと思われます。以下、記事から。
当日深夜に日本スケート連盟が行った説明では、国際スケート連盟(ISU)の採点ソフトを日本独自のソフトにする際、「規定を超える3回転ジャンプを得点から除外する設定を発注していなかった」としていた。
 だが、実際はソフトには組み込まれていた。織田のジャンプの規定違反がまれなケースで、本来なら審判が主導で削除しなければいけなかったが、その判断が遅れたという。24日は再三、電源が落ちるなどのトラブルが発生。男子の競技終了時点で進行が予定より15分以上遅れており、日本連盟関係者は「採点の確認作業に十分な時間が取れなかった」としている。

④ 日経産業新聞2005年12月28日付朝刊第9面から。
 メニコンが馬用(お馬さんが着けるって事です)コンタクトレンズを開発。直径34mm。視力矯正ではなく、目の保護の為だそうです。
 あっと思ったのは記事のうちの次の部分。「同社は目薬を放出するコンタクトレンズの開発も進めている。人間用じゃ医薬品として臨床試験で安全性を照明しなければならないが、動物用の医療器具は届け出制のため、実用化しやすいとみている。」

⑤ 日経産業新聞2005年12月28日付朝刊第5面から。
 名古屋トヨペットでトヨタ車のラクティスを改造し、「ピカチュウカー」にして、系列店舗で巡回展示してるそうです。紙面に写真があったけど、かあいい。黄色い車体に、前のライトが目で、口もホッペも赤く書いてある。耳もついてます!「事前にホームページで展示する店舗や日時を告知しており、展示日には来店者が通常の約3倍に増えるという。
 改造にかかった費用は約200万円。車検も通り、一般の自動車と同様に公道を運転することが可能だ。同社には小さな子供を持つ家族などから『市販して欲しい』との要望が多く寄せられているが、『今のところ市販するつもりはない』という。
 同社が制作した『ピカチュウカー』はこれが二代目だ。04年にデビューした初代は小型車『イスト』をベースに改造したもので、展示車として1年半にわたり活躍。現在はポケモン関連会社への売却が決まっている。初代ピカチュウカーをモデルにしたトミーのミニカーも販売好調だそうだ。」

で。画像探したんだけど…2代目は新聞みてね。

↓先ず、1代目(イスト)
http://www.geocities.jp/bxw991/a00/a03.htm
http://www.janjan.jp/photo-msg/0405/0405044001/1.php

↓トミカ製ミニカー
http://store.yahoo.co.jp/magobe/tm-reg103.html

↓何と、柏にあったらしいヤツ。
http://www31.ocn.ne.jp/~meron/pikacar.htm


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