黄色い豚@日立柏酒場裏(ライブドア・ブログ公開版)

https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda からhttps://reywa.blog.fc2.com/ (2019年8月29日以降の私のメイン・ブログ)に移行したデータを用いて、更に、ここに移行しました。 データの由来(成り立ち)の詳細は、http://reywa.weblog.to/archives/5241451.html を ご覧下さい。 FC2ブログから毎月のバッチ処理で当ブログにデータ移行している故、FC2ブログで追記のある記事などは、こちらに反映されていない事が多々あります。ご注意下さい。

 おおお!忘れてた~!今日12月23日は天皇誕生日で、お休みだ~!1933年12月23日、今上天皇陛下どんがお生まれになりました、ハイ。あんまり気にしませんが、明仁どん(幼名は継宮)は昭和生まれ(1933年=昭和8年)です。戦争が終わったときには、12歳であり、疎開も経験してたりします。
 平成になって、日本にもクリスマス休暇みたいなもんが発生してますね。かつて、平成元年、アメリカで5~6年過ごし帰国した者が、4月29日(直ぐに緑の日になっちゃいましたね)に出勤していて、「直ぐに祝日を変更出来ないのは判るが、世間が、この日を祝日として祝うこは腹立たしい。せめて、今年は旗日は旗日でも、喪章や半旗にすべきではないのか?」と本気で怒っていたのを思い出します。国民の祝日に関する法律の改正を知らなかったからではありますが、気持ちとしては十分理解出来ます。
 まあ、世間が祝日にもかかわらず、出勤させる方も出勤させる方なんですが(このアメリカ帰りの方は、昭和天皇の裕仁どんが亡くなったので、由緒正しい態度として、会社に出勤してると思い込んでいた)。GWを集めて連休を作ると云う事で、天皇誕生日を休まない会社【メーカーや工場なんかに多い傾向】ってのは昔も存在しました。こうした考えの会社は、平成になっても年末年始に祝日を集めて、天皇誕生日は出勤だったりします。

 さて、何故クリスマスがこの時期にあるのか?イエス様が、この日生まれたから、って言う事になってますが、あま~い!イエスどん(スミマセンねぇ、異教徒でんねん!イエスはyesでなく、Jesusですからね。お間違い無く)の誕生日は未だに判明してまへん。
 簡単に言ってしまえば、昨日(2005年は12月22日)は冬至でしたよね。ここら辺は、古くから太陽が一番低くなり、一日の日中が一番短くなる、って事で、お祝いなり、怖れなりを感じて過ごす日でした。そんなんが相俟って「復活祭」て言う、キリスト教の祭りやら何やらよ~判らんもんが、ず~っと行われてたもんが最初です。キリスト教って、ヨーロッパの歴史に於いちゃ、別に昔からあったもんじゃなく、それまでの宗教を駆逐して布教されたもんです。当時のイスラエルの地に於いちゃ、当初は、それまでの宗教からの解放運動の意味合いさえあった。(ブッダの教えも、当初はヒンズー世界からの解放の意味合いもありました。現代に於いても、カーストからの解放を目指し、仏教に帰依する運動が存在します)。
 それが死海文書に代表される考え方(グノーシス主義、グノーシス派。「イエスは人間」としての宗教ですね)との闘いを通じて、何百年かの間に、カトリック(正統)として立ち上がって来る訳ですね。
 この間にカトリックは様々なものを異端として排除するに至りました。キリスト教の悪魔は角が一本ですよね?日本では、赤鬼さんも青鬼さんも角は2本です。馬だって鹿だって、通常、角は2本です。なんで、キリスト教では悪魔さんは角1本?これは、ユニコーン信仰を異端として排除した名残だったりします。ユニコーン自体は、イッカク(北の海に住む哺乳類で、下アゴだったか歯だったかの発達した角が1本、びょ~ん!って伸びてます)から来たとか言われてますが、とにかく1角獣(角1本の獣)です。手塚治虫氏が書くと妙に色っぽかったりします(彼の絵を色っぽいと感じるか、子供っぽいと感じるかで、性格分析をしてた、真面目な人の本も見た事ありますが)。こんなのをキリスト教は意識下にかどうか知りませんが、押し込めながら、現代まで続いてます。謝肉祭(カーニバル。春分あたりやね)なんて、キリスト教の祭りの体裁を取りますが、どこがキリスト教と関係あるのか?やってる事を見りゃ、異端の祭りそのものだったりします。
 クリスマスもこうしたキリスト教の中にある、異教の押し込め構造の中から生まれて来たものです。途中で聖人(サンタさん。聖ニクラウス)さんなんかが出て来て、今のお祭りの構造が成立する事になります。
 ついでに言うと、カトリックは今ではギリシャ正教なんかと対立する、ローマ正教(おお、最初に生協に変換された~!って喜ぶ私は異教徒)を指したりします。旧約聖書の原典はヘブライ語(ユダヤ教)ですが、新約聖書の原典はギリシャ語だったりするんですよね。どっちにしろ、地中海世界で成立した宗教です。
 オマケで言えば、イスラームは偶像崇拝を禁じ、宗教に関する絵(具象画。抽象画ならOKなのか?は知りません。装飾画はOK)も彫像も禁じていますが、ギリシャ正教の系譜を引く宗教(ロシア正教やブルガリア正教なんか)は宗教に関する彫像の制作なんかを禁じます。だからこそイコン(icon。コンピュータのアイコンは同じ言葉です)が発達した訳です。

 こうした事を常識として教育出来る世界こそが私の考える「いい世界」だったりします。原理主義に陥った宗教なんて真っ平。ID(Intelligennce Design。進化論を否定し、神から連想された知的設計がそこにあったとするもの)なんて、真っ平。進化論は資本の動きに関する連想の宝庫なんですから。アメリカの優れた金融教育と日本の優れた進化論教育とどっちが上手く行くか?注目してます。金融教育の方が直截ですね。日本が進化論と金融教育を行ったら、鬼に金棒なんやけど。
 クレオパトラがエジプトの王位を継いだとき(既にパトレマイオス朝ですから、本来のエジプトの王朝ではありません。エジプト本来の王朝は2000年程度)、そこにはエジプト王朝3000年(近く)の歴史があった訳です。天皇制が2000年続いたからと言って神聖視するのも、どうかと思うな~。
 エジプトのピラミッドは、正確に東西南北を向いています。それ以外にもピラミッドは太陽にまつわる様々な装置的な工夫を持ちます。人間は、どうやって1年365日の認識を持つに至ったか?太陽の観測(黄道【太陽が天空を通る位置】の観測)を通じてだったりします。そこで活躍したのが幾何学。相似やら何やらを用い、数値としては認識出来ないまでも正確に太陽の運行を認識出来た。幾何学は毎年巡って来るナイル河の氾濫の後の耕作地の復旧(所有地の確定)にも力を振るいます。幾何学と太陽の観測とは表裏一体、車の両輪だった事を知る意味があります。科学史の基礎は、義務教育内できっちり教育しとくべきだと思います。私は義務教育の範囲内だったら優等生だったと記憶してますが、こんな初歩的な事でさえ、納得行く様に教育された記憶がない。日本の教育の底の浅さを感じます。

どーでもいい追加情報:アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」なんかでは、悪魔さんの姿は誰でも邪悪なものを感ずるとして、以前に、地球人の進化を管理した(intelligence Design)宇宙人の姿として描かれています。これが遺伝子に残ってる、って。2000年ぽっちの制度でも、人間はそれを当然の事の様に考え始める見本と思います。
 ついで続き。今に受け継がれるギリシャ・ローマの文化とヨーロッパ中世の文化とは直接の関係はありません。今のヨーロッパ世界に受け継がれるギリシャ・ローマの文化の多くは、中世以降、ヨーロッパ人が自ら学び直した結果です。ローマ帝国への憧れと共にギリシャ・ローマの文化への回帰はヨーロッパに於いて11世紀以降も何回も繰り返され、それは小文字でrenaissance(ルネサンス)と呼ばれます。レオナルド・ダ・ビンチなどが出た時代のrenaissanceは大きな運動となったので、大文字でRenaissanceと書くのは、この時のものに限られます。このときは、キリスト教に対する反動としてローマの異教の神の彫像なども、たっくさん作られた訳です。
 なお、renaissanceで学ばれたギリシャ・ローマの文化は、イスラームの世界が収集し、統合・保存していた知識の吸収と云う形で行われました。この、「ヨーロッパ中世はイスラームの存在抜きには成立しなかった」とする認識は、ヨーロッパの歴史学上、ピレンヌ・テーゼ(アンリ・ピレンヌはベルギーだったかの歴史学者)と言われるものであり、私もその歴史認識の上に立っています。

もっと、ど~でもいい追加情報:2006年のJリーグ開始まで、まるまる残された日は70日となりました。「レイソル再生プロジェクト」(小野寺流?)始動、です。

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<コメントとして付していたものを、ヤフー・ブログのサービス停止に対応してのデータ移行の前に記事中に追記>

日本経済新聞2015年10月30日付夕刊の第1面下のコラム「あすへの話題」の松井今朝子さんのコラムで改めて気付いた事(初めて知った事もある)ですが、

(1)ハロウィンは、もともとはケルト(英米圏でハロウィンが盛んだったので、英国の方かな?ブルターニュはどうだったのかな?)の祭りだが、10月31日を大晦日とし、11月1日を年の初めの日とした。そこで、大晦日に、霊界との境界が開いて魔物が出現し易くなるとされ、人間自らも幽霊や異形に変身仮装する習わしが出来たもの。この11月1日てのは、もともとは冬至に由来する。

(2)中国の周代も、一年の始まりを11月1日としていた。これも、冬至に由来。この周代の暦に倣って、江戸の歌舞伎界は、陰暦11月を「芝居の正月」と見做した上で、一座のスターを勢揃いさせる「顔見世興行」を催した。

(3)ところで、季節の節分は四季にそれぞれあるのだが、立春の前日だけが重視され、古くから様々な行事が見られた(レイ豚註:古くは、宮中の行事で、それが江戸時代に庶民にまで広がったもの)。豆まきは、やはり季節の変わり目に魔物が出現すると云う考え方に基づくものらしい(松井今朝子さん)。京都の祇園では、この立春の前日の節分に、芸妓や舞妓さんの「お化け」と称するコスプレが行われるが、これは関西一帯で、節分は魔物を避けるために普段と異なる格好をして寺社に参拝する習わしがあった名残だと言う。


Yahoo!のブログの検索機能
http://b.search.blogs.yahoo.co.jp/SEARCH/
の「記事」での検索が変!明らかに違う部分を検索してる。

2005年12月21日夜~22日朝に行った、プログラムの上書きかなんかが原因だと思う。

追加情報:2005年12月23日の朝には復旧してました。取り敢えずは良かった。


① 何て言ったって、一番はこれ。

大仁田参院議員が出馬検討 来年2月の長崎県知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051222-00000282-kyodo-pol

私の感想:「市民の手で知事を作りたい」って、これでは結局、自分たちの作った政策(これはさすがに、あるんでしょうね?)を実行する知事を立てたい、って事とイコールですね。大仁田氏に確たる政策があると思えないから。あんまり応援する気にもなりません。候補者の選定がアホ過ぎる。
 大仁田氏は、郵政改革の参院での投票には棄権。でもって再度の投票には、「有権者の判断が下った」として(実際は派閥の決定通り)賛成に回る。でもって、杉村大蔵議員に対しては先輩風を吹かせ、「挨拶も出来ないのか?」と自分勝手にTVカメラの前で怒ってみせるが、その際、杉村議員の名を何度も「杉本」と間違えるお粗末さ。誰も、こんな方を尊敬する気になりませんって。この経営者の集まり、って方々は、大仁田氏なら「御しやすい」って思ったのかな?まあ、長崎県民の選択を生温かく見守る事にしましょう。大阪府のノック知事みたいに、県民が他の地域の人からバカにされる結末にならなきゃいいけど。
 2005年12月27日TBSで大仁田出てるね~。おいらの好みかも知れんが、どうしてもコイツ意味無い議員に思えて仕方ない。国会議員の歳費が多いか、どうか?の問題で「年俸制にしたら?」とか言ってるし。現在でも、歳費は年俸制そのもの。ただ、成果主義とは全く関係無いだけ。
 ところで、上で大仁田が杉村氏の名前間違えてた、って書いたけど、おいらも間違えてたよ。杉村氏の名前は太蔵らしい。おいら、いつも「おおくら」って入れて変換してた。

② 朝日新聞2005年12月22日付朝刊第31面【千葉面】から。
 千葉7区選出の松本和巳・衆院議員は、秘書と政策秘書が公職選挙法違反で起訴されており、うち、出納責任者に関しては、12月21日第1回公判、そこで起訴事実を全面的に認めた為(罪状認否段階か否か?は不明)、次の12月26日の公判で結審予定との事。
 「ほぇえ~?!」なのは、松本議員に対して、この2人が控訴する予定があるのか、どうか?について自民党千葉県連が回答を求めているとの報道の方。松本議員辞職に伴う衆院補欠選挙の時期絡みでの質問ですが、議員側に訊いて、ど~する?まだ、判決も出てないのに?報道では松本議員は「有罪判決が出たら、その場で辞職する」との事ですが、この21日の状況では、少なくとも控訴はあり得ません。自民党千葉県連って、自分じゃ何も出来ない方の集まり?
 候補として誰が出て来るか?スポーツ新聞(全国紙)では杉村大蔵氏の横滑りなんて無責任な観測報道をしたところも、かつてあった様ですが、私は千葉県の抱える遊軍(またの名をジプシー候補)森田健作氏【現住所は芝山町で、全く別の選挙区。この前の2004年千葉県知事選には出馬して接戦を演じた。けど、勿論落選】がアヤシイ、と勝手に思ってます。

③ 同じく、朝日新聞2005年12月22日付朝刊第31面【千葉面】から。
 西武鉄道が所有していた「幕張プリンスホテル」(千葉県美浜区)をアパ・グループが買収する事になりました。これのどこが「ほぇえ~?!」なのか、判らない方は、アパ・グループの方を検索してみて下さい。

④ 朝日新聞2005年12月22日付朝刊第22面の映画「SAYURI」の立川志らく評から。
 この映画では、次の様な楽しい場面があるそうです。ワクワク。
a) 芸者がお座敷に出かける際に玄関で火打ち石をカチカチと打つと、火がガスバーナーで着けた様にボッと音を立てて燃え上がる。
b) 神社のお賽銭の場面で鈴を鳴らすとカランカランではなく、ゴーンと鳴る。
c) かき氷の器がソフトクリームのコーンみたいなヤツ。

志らく氏は、芸者が日本人以外の役者であって、英語を喋る事にも違和感を訴えていますが、私は、遠い昔遙か彼方の銀河での映画で、役者がアメリカ人であって現代英語を喋っていてもダイジョ~ブ(ウチの親は、何故、宇宙人が英語を喋るのか?と怒ります。でも日本語を喋ってくれる分には問題ないみたいです)。刑事コロンボがロス市警での話なのに、ニューヨーク出身らしくニューヨーク訛りである方がよほど不思議。


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