NHK朝ドラ「マッサン」は、フィクションです。でも、ベースには竹鶴政孝と妻リタの物語がある事は、みんな承知してる事。でもさ、余りに史実から離れ過ぎて、何を描いてる積もりなのか、分からなくなって来たり…まあ、夫婦愛がテーマなんでしょうけど、史実から離れ、「よくある物語」にしちゃってるのは、私には、段々、我慢の限界に近づきつつある…。


(1)竹鶴政孝と妻のリタの結婚は、夫妻が日本に帰って来るまで、誰にも知られてなかった訳じゃない。実家と、竹鶴政孝をスコットランドに送り出した摂津酒造には、手紙で知らせていた。

 そして、心配した摂津酒造の社長はスコットランドに出向いた。そこで、(結婚自体にも反対したが)日本行きに反対していたリタの両親には、自分が身元保証人として面倒を見る、と約束し、竹鶴夫妻と摂津酒造の社長は、共にアメリカ回りで帰国した訳。

 摂津酒造社長は、手紙で自分の家族と竹鶴の実家に事情を伝え、夫妻の帰国前に洋館を新居として準備させていた。このくだりは、余りに希有な話なので、史実通りでなくても構わないだろうとも思うのだが、以下の部分は、史実と変える理由が納得行かないものもある。


(2)ここが一番納得行かない部分だが、竹鶴政孝は摂津酒造を辞めた(第一次大戦後の不況で、摂津酒造ではウィスキー製造の資金調達が困難になった)後、くだを巻いて時間を無駄にしていた訳ではない。食いつなぐ為、働いていた。

 朝ドラでも、ちょっと出て来た通り、竹鶴政孝は、桃山中学で化学教師、リタは別の学校で英語教師だったかな。


(3)<追記>この部分、間違い。一番下の赤字で書いた追記を見て下さい m(_ _)m
竹鶴夫妻は結局は養子を迎えたが、迎えたのは、ほぼ成人していた甥。小さな子供のときから育てた訳じゃない。でも、これは朝ドラの設定としちゃ、まあ、私でも許せるかも。でも、(2)のところまで史実と違えちゃってるし、国際結婚とウィスキー以外、史実から離れた話ばかり続くので、もう何がなにやら…史実に基づく話ってよりも、シャーロット・ケイト・フォックスさんのドキュメンタリーの色の方が強くなっちゃってる気もしちゃいます、ハイ。

 一番史実と近い感じがしたのは、あの赤玉ワインのポスターかな(笑)。


<記事の修正>

(3)については、自伝でも触れらていませんが、モデルとなる事実はあったんですね。私の方の間違い。

wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E9%B6%B4%E6%94%BF%E5%AD%9D によると、

なお、1930年に山口房子(後に改名してリマとなる)を養女としていたが、成長したリマと夫妻との関係は次第に悪くなっていき、リタの晩年になるまで関係は修復されなかった。その為、自伝などにも養子としては威のこと以外は触れられていない。

んだそうです。