丸亀製麺で2018年3月、複数回(それも、複数店舗で)、「春のあさりうどん」や「春のあさりバターうどん」を食べてみたのだが、昨年2017年の様な感動が無い。「味が落ちているのでは?」と思うばかり。

 勿論、体調や何かの影響もあるだろう。特に、私は、花粉症なので、その年の花粉の状況や、それに対応する症状の差もあるだろう。それに、私は「絶対味覚」なんてものを持っている訳でもないので、年度を越えての味覚の比較なんて困難て事もある(とは言え、昔、ドライビールを各社で出していた頃に、飲み比べれば、どこの会社のものか分かったし、日本酒も数銘柄なら、当てられる)。

 そんな留保はあれ、「味の落ちた」理由が、比較的簡単に思い当たるので、ここに書いちゃう次第。先ず、味の差として感じるのは、風味(香り)の差と、あさりの身の硬さ(柔らかさ)。風味については、昨年2017年の方が香りを感じたし、あさりの身も、昨年2017年の方が柔らかかった。

 香りについちゃ、花粉症の身には、症状がそのまま現れかねないもので、もしかしたら、花粉の所為かも知れないのだが、これらの差の出て来る要因を、私は、提供方法の差、だと推測している。
 昨年2017年は、スープは予め作ったものを保温し、そこに1回ずつの分量に分けたレトルトパックにした「あさり」を乗っけていた(レトルトパック自体の保温、保冷方法は、私には不明)。だが、今年2018年は、他のうどんも含めて、特製ラインにあるうどんは、「熱いまま」提供する、と云う理念に沿って、器の加熱を行い、スープ類も、提供前に再度加熱している。残念ながら、この加熱工程が、店(チェーン)側の思い込みに反して、昨年に較べて「味を落としている」原因に思えるのだ。
 香りは、再加熱すれば、若干とは言え、飛ぶのは必定。それに、私だけの事かも知れないが、「熱過ぎる」温度は、香りを「嗅ぐ」体の機能自体を落としてしまう。これは、同じコーヒーでも、熱い段階よりも、人肌程度に冷ましたコーヒーの方がかぐわしいのと一緒(この事は、全ての人に当てはまる事なのか、どうか、私には確信が無いのだが)。
 また、身の硬さも、加熱すれば固くなってしまう。私は、今年は特盛り(これは、2018年になってから出来たもの)で食べる事が殆どだが、この大きさでは、食べ始めと食べ終わりとの間の時間差があり、あさりの身の硬さは、食べ始めと食べ終わりとで、明らかに異なる。「無駄な」加熱をしているが故に、所謂「余熱」の効果として、身が固くなっているとしか思えない。逆に言えば、普通盛りや、大盛り程度ならば、「味が落ちた」事を、これほど鮮明に感じる事はないのかも知れない。

 とにかく、提供前の加熱は、「春のあさりうどん」に関しては、「味を落とす」事に繋がっているとしか思えない。それだけを言いたくて、この記事をUPした次第。


 …「昨年2017年のスープには、『味の素』などの化学調味料が含まれていて、今年2018年は、それを外した」なんてところが実際の理由だったら、悲しい事だけど(笑)。