<前月分>

2020年1月に訪問した展覧会、美術館、博物館など【実績】
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5332.html

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<凡例>

 表示の順序は、私の評価の高い順。但し、ツイデで見た同じ館もしくは近所での展覧会は、付属たる展覧会の評価に関わらず、主たるものに近い並びに置く事にする。

○=実際に見て来たもの(そのときの全精力を用いて鑑賞したと言えるもの)
●=実際に見て来たもの(一応全部を見たが、時間に追われ、説明の一部<外国語部分など>を端折ったり、疑問を残して先に進んだり、概略を鑑賞する事で先に進んだもの
▼=実際に見て来たが、時間の関係などで、展示作品の一部の鑑賞に留まったもの

 上の○のものに関して、

◎=行って来た結果、「行って良かった」と感じたもの
■=行って来たが、金銭と時間の支出に見合うものではないと感じたもの

 月初時点で使用を開始していた「ぐるっとパス」は無い。購入在庫も無く、使用を開始するには、新規購入するしかない。新規購入には、中目黒の金券屋(通常、店頭在庫は1セット)が好都合なのだが、スケジュール上、上手く組み込めるだろうか?

文字色を青としたものは、本当に素晴らしく、200年のベスト10候補として考えられるもの。
文字色を水色としたものは、上記の青色レベルと同等のものと考えるが、様々な理由により、私の心を「動かす」にまでは至らなかったもの。
文字色を緑色としたものは、ベスト10とかの評価付けと関係無く、素晴らしいと感じ、他人様にも勧めたいと思ったもの。

この文字色のものは、見に行く価値が無いと思ってしまったもの。


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4日間、6展。鑑賞料としての支出 3,670円(「ぐるっとパス」を2020年1月末日に、ヤフー・オークション経由で購入した際の支出代金 2,170円を含む)。


○◎開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展―歌麿・北斎・応為@太田記念美術館
 http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/masterpieces
 会期:2020年1月11日~2020年2月9日(10:30~17:30。月曜日休館) 700円
…鑑賞時間 約2時間+B1Fでの映像解説 30分=計 2時間半。


○◎白髪一雄@東京オペラシティ アートギャラリー(3F ギャラリー 1&2)
 https://www.operacity.jp/ag/exh/upcoming_exhibitions/index.php
 会期:2020年1月11日~2020年3月22日(11:00~19:00。金土は~20:00。月曜日休館) 0円(「ぐるっとパス」適用で追加支出無しで入館)
…鑑賞時間 約55分間(映像解説 約10分を含む)。白髪一雄の作品は、1点1点を見るとき感動もする(最初に東京国立近代美術館だったかで見たときは、衝撃に近いものを覚えた)のだが、こうして並べてみると、制作手法に由来する制限がある事に気付き、それを超えようともしなかった白髪一雄の態度に疑問を抱きもする。制作手法から来る制限とは、白髪一雄が縄で自身を支えながら足などを使って絵の具を塗りたくるに当たって、キャンパスのほぼ真ん中に縄の支点を置いている事で、ほぼ構図と足で出来る事の組み合わせが決まってしまい、最終結果としての作品がマンネリになってしまう事。これを超える手法としちゃ、縄の支点を移動してみればいい筈だが、そこにもそんな作品は見当たらなかった。精一杯制作している事が免罪符になる訳では無いと考える。

所蔵作品展069「汝の隣人を愛せよ」@東京オペラシティ アートギャラリー(4F ギャラリー 3&4 寺田小太郎メモリアルギャラリー)
 https://www.operacity.jp/ag/exh230.php
 会期:同上 上記チケットにて入場
…「何も共感を得る事が出来なければ、美術作品はガラクタに過ぎない」って事を感じさせるものが多かった。上記HPにある、荒木高子「点字の聖書」(陶、1985年)を見た記憶が無いのだが、見落としたのだろうか? 

Project N 78「今井麗 IMAI Ulala」@東京オペラシティ アートギャラリー(4F コリドール)
 https://www.operacity.jp/ag/exh231.php
 会期:同上 上記チケットで入場

…鑑賞時間は、4F全体で23分間ほど。


○◎中野嘉之の世界―時空を超えた出会い、感動とその美―@郷さくら美術館
 https://satosakura.localinfo.jp/
 会期:2019年12月7日~2020年2月23日(10:00~18:00。月曜日休館) 0円(「ぐるっとパス」適用で追加支出無しで入館。本来の当日入館料は、400円)
…鑑賞時間 1時間+作家本人へのインタビュー映像 約45分間+見直し 5分間ほど=計 1時間50分ほど。


大清帝国展@東洋文庫ミュージアム
 http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/exhibition.php
 会期:2020年1月25日~2020年5月17日(10:00~19:00。火曜日休館) 0円(本来、当日券は 900円のところ、「ぐるっとパス」適用で追加支出無しで入館可)
…鑑賞時間 1Fの導入部、2Fの東洋文庫の紹介部分を含めて、3時間10分。


DOMANI・明日2020 傷ついた風景の向こうに@国立新美術館
 https://domani-ten.com/
 https://www.nact.jp/exhibition_special/2019/domani2020/
 会期:2020年1月11日~2020年2月16日(10:00~18:00。金土は~20:00。火曜日休館) 800円(本来、当日券は 1,000円だが、「ぐるっとパス」適用で200円割引に)
…鑑賞時間 2時間10分。中野嘉之展@郷さくら美術館 の鑑賞後のハシゴとして。恵比寿の上村3世代展@山種美術館て手もあったのだが、退館時刻までの残り時間も少なく見終える事が可能か疑念もあった為、無料と誤解していた、こちらへ。見終えたところまで見れればいいとも思っていたし、会期末が迫っていた事もあった。文化庁メディア芸術祭がいつも無料なのと同様、こちらも無料かと誤解して行った(今までにも毎年の開催は知っていたが、実際に鑑賞したのは、今回が初めて)ところ、有料で驚いた次第。日高理恵子の作品(今までにも、いくつか見て来たので、敢えてここで更に見ずとも…との思いはあったのだが)を見たかったのと、畠山直哉の作品をきちんと見てみたい思いもあった。
 日高理恵子の作品は、観念的には、今まで見ていた作品と大差は無いとも言える(全て、樹を見上げてスケッチしたもの)のだが、全ての部分を、自分の身体で描き出したもの故、その全ての部分に、日高理恵子の認識が詰まっていて、いくら見ていても飽きない(と言いながらも、今回、そう長い時間を費やした訳でもなかったのだが)。
 解説は、「そう云う観点から見る事も出来るのか」と勉強にはなったが、作品だけ見ていても、その観点に辿り着く事は無い様な気がする事がほとんど(日高理恵子のよころでの解説は、いつも通りのものでもあり、ロマン的な感傷の押しつけには思えなかった)。って事で、いささか、観念的な感傷(ロマン的な感傷の押しつけ)の様にも感じた。図録は、そうした思い満載の文章群が掲載されている様で、「読み物としちゃ、面白いかも」とも思ったのが、1,500円と云う金額を支払うか否かで、迷ってしまい、結局、購入しなかった。金額と時間は、面白さだけで突き進む事を抑制してくれる(良いか悪いかは別にして)。が、無料の「よりクダラナイ」もの(例:いくつかのTVドラマ)に時間を費やしてしまっている事も多く、私の金や時間の費やし方が、各局面で統制(control)されているか、は疑問だ、と強く感じた。


出雲と大和@東京国立博物館(平成館 2F)
 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1971
前期:2020年1月15日~2020年2月9日(09:30~17:00。金土は~21:00。月曜日休館) 1,600円
×後期:2020年2月11日~2020年3月8日(同上) 同上
…鑑賞時間 1時間48分+会場外での映像 12分=計 2時間。
 日本書紀1300年を記念しての展覧会との事で、に記載されている時期の「大和と出雲」を展示して比較し、何かを探ろうとするものと考えて見に行ったが、奈良と鳥取から展示品を引っ張って来る程度の意味しか感じられなかった。9世紀のものまで展示して比較されても、私は鼻白むだけだった。東京国立博物館(本館 特別4室・特別5室)で 2012年10月10日~2012年11月25日の会期で開催された、東京国立博物館140周年 古事記1300年・出雲大社大遷宮 特別展「出雲―聖地の至宝―」で得た知見を超えるものは、何も得られなかった。大和関係は、今まで見て来たものの抜粋の様な感じしか受けなかった。8年程度経てば、以前と大差無い内容でも、定期的か開催として許容すべきなのだろうか?(人生で1回しか展示されない様なサイクルの展示では、人生で1回も見た事の無い人が大多数となってしまう。そう考えれば、ある程度のサイクルでの似た内容の展示は許容されるべきと、一般論としては、私も、考える)
 そもそも、今回の宣伝で「出雲大社の宇豆柱を、東京国立博物館で初めて展示」とか書いていたが、これは、先の「出雲―整地の至宝―」展でも展示されていた筈。https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3216 にも掲載されている(cat.no.14)のだが、実際に当時展示されたのはレプリカだったのだろうか?
 再度行く価値は無いと考え、後期には行かない事にした。展示品は素晴らしいものだとしても、私には、そこから得るものが甚だ乏しい展覧会だった。

朝鮮王朝の宮廷文化@東京国立博物館(平成館 1F 企画展示室)
 https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2006
 会期:2020年2月4日~2020年3月15日(同上) メンバーズプレミアムパスで入場。上記特別展鑑賞後
…鑑賞時間 約30分間。私としては、大した知見は得られなかった。