沈丁花ってのは、冬になる前に、樹に蕾を用意してるので、秋にときどき一部の枝で狂い咲きの様に開花する事もあります。なお、狂い咲きってのは、通常の季節でないときに咲く事を言い、必ずしも満開状態である事を必要としないものと、私は理解しています。そう言う理解で書いていますので、通常咲く季節以外での開花を以て狂い咲きとしています(この定義で言えば、久留米ツツジも、狂い咲きし易い樹種)。

 でも、2020年2月7日、今シーズン初めてって位の寒い日(気温も低かったし、風も吹いていた)、沈丁花の花が一部開花しているのを見付けました。それも、一部の枝ではなく、あちこちの枝で、一輪ずつ位の密度で、数輪開花してました。これは狂い咲きかも知れないものの、全体の開花の先駆けかも知れず…取り敢えずメモの積もりで記事をUPしておきます。
 近づいたら、香りもしてましたので、まだ開花して間も無いものではないか、と思います。

 過去の当ブログの記事を(検索して)見てみると、

西洋水仙の花が咲き始めてる@千葉県 柏市
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5069.html
(2019年2月26日ヤフー・ブログにてUPした記事を、当ブログに移行したもの)

の様に、昨2018-2019年シーズンでは、秋に咲いていた様に見える花が、数ヶ月ずっと外見上は開花し続けていた様に見えていた事もあるのですが、その場合、きっと香りはしなかったのではないか(上記記事には、その点の記載が無い)、と思います。

 「思います」と書きましたが、それは、今の時点での「思います」であって、過去には

沈丁花の開花が進んでいる事が目に見えて分かる様になって来ました@千葉県 柏市
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5068.html
(2019年2月25日ヤフー・ブログにてUPした記事を、当ブログに移行したもの)

で、

2019年2月、柏市で先週の中頃(2019年2月20日前後?)から、沈丁花の香りを感じる事も多くなって来ました。でも、開花してるのを探すと、どうも秋に「狂い咲き?」と感じていた様な場所が、まだ開花していていて、そこに新たに香り成分が供給された、てな構造に見える事がほとんどで、厳密に言って、どうなのか?と問われると、よく分からない様な事態ばかりでした。
 とは言え、昨シーズンの記事を見ると、2月20日には開花を認めているので、特に寒い訳でもなく、却って、季節外れの暖かさがニュースとなる事の多かった2019年2月としちゃ、普通の事態。


なんて書いていた事もあります(赤くしたのは、今回の引用で強調したもの。もともとは、全て黒)。その記事では、2018-2019年シーズンは、2019年2月25日までに、沈丁花の通常の開花が始まっている事が書かれてます。これに較べれば、今回の2020年2月7日ってのは、異様に早い。また、以前から開花していた様なところではなかったのは、以前、「蕾が、かなり膨らんで来てるなぁ」と観察していた(実は、その事をhttps://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5383.html にも書こうとは思っていたのだが、沈丁花って名が頭になかなか思い出せなかった)ので、そのときには気付いていなかったものなので、ほぼ間違い無いと思います。

 もし、これが狂い咲きでなく、通常開花の先駆けだとすれば、2月7日っってのが異様に早い事は、確かで、
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4617.html (2016年2月12日ヤフー・ブログにUP)に過去の開花記事を一覧にしたものがありました。これに上のものを付加してみると、

 2006年 → 3月10日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-339.html )
 2007年 → 2月20日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-939.htmll )
 2008年 → 3月09日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-1685.html )
 2009年 → 3月03日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-2275.html )
 2010年 → 3月05日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-2729.html )
 2011年 → 3月15日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3045.html )
 2012年 → 2月26日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3045.htmll のコメント)
 2013年 → 2月28日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3959.html )
 2014年 → 2月28日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4162.html )
 2015年 → 2月23日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4456.html )
 2016年 → 2月12日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4617.html )
 2017年 → 2月22日以前(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4768.html で、「既に咲いているのを確認」と言及。2月10日記事 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4763.html では、冬中、常に狂い咲きの花を見ていた、と言及)
 2018年 → 2月19日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4901.html )
 2019年 → 2月25日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5068.html )
 2020年 → 2月07日?(当記事= https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5385.html )

となり、2016年に2月12日ってものがあるにせよ、今回の2月7日は、更に早いのが判ります。

 上の一覧の、もともとの根拠記事のURLは、既に削除されてしまったヤフー・ブログのものだったのですが、それらの記事は、全て、当ブログに移行済み故、今回、当FC2ブログのURLに書き換えました。


 なお、

沈丁花は常緑樹?
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4755.html
(2017年1月25日にヤフー・ブログにてUPした記事を、当ブログに移行したもの)

にも書いた事ですが、私は、樹ってのは、厳密に言えば、毎年同じ頃に開花する訳ではなく、成長するに従って、少しずつ開花が早くなるんじゃないか、と疑っています。理論的根拠は、幹や枝が太くなる事で保温性能が増し、内部の化学反応が早く進む事。この仮説が正しければ、同じ樹種でも、樹齢の勝る大樹は、樹齢の若い小さな樹より先に開花する傾向が広い範囲で認められる事になる訳ですが…さて。同じ樹で観察を続けても、地球温暖化と、この仮説のどちらによるものかは判別出来ない道理で困ってしまいます(笑)。

  ~~~ ~~~

<2020年2月8日追記>

 この後の推移を見ていたのですが、次々と開花して行っていますので、上記に書いた開花は、狂い咲きとは言えず、「早い時期での開花」と評価すべきものと考えます。

 但し、今のところ、開花しているのは陽当たりの良い部分に限られ、陽当たりの遮られる時間の長い部分には開花は見られません。