私は、日本語のFEP(死語? front end processor。所謂「日本語入力変換ソフト」)としては、ATOKを使っています。少なくとも、ここ数年間は、自動的に入って来た(自分で導入した憶えは無いし、実は、過去には削除さえしていたのに、その後、自動的にインストールされた)Google日本語入力(恐らく、Google Chromeをインストールした際に、同時にインストールされた)や、MS-IME(Microsoftの製品をインストールした際に、同時にインストールされた?)を使った事はありません。

 そして、次の様な問題点もしばしば発生するので、両方の製品をアンインストールしてみました。

(1) ATOKを使っているのに、他のFEPによる入力に変わっている事が、しばしばある。
(2) メモ帳などで入力している際、内容が失われる事が、ときどきある。また、メモ帳で、表示が変わらないのに、コードがASCIIからUTF-8に変わっている事があり、保存されている事がある。


 (2)については、Google日本語入力やMS-IMEの所為なのか、どうか、不明ではありますが、内容が失われたとき、見てみると(1)の事態が発生している事も多く、(1)が発生した後の保存で(2)のコード切り替え(ファイルを再度開いた際に、文字化けとして認識する事になる。MS-Wordなどで開く事で内容を確認出来るし、そこからのコピペで復元可能)が起こっている事が多いので、関連性を疑った次第。

 Google日本語入力のアンインストールでは、設定>(コントロールパネル上の)アプリ からのアンインストールが可能です。が、MS-IMEは、そこに現れません。設定>(コントロールパネル上の)時刻と言語>言語>優先する言語の、「日本語」>オプション>キーボード…と辿る事で、MS-IMEが出て来ますので、そこをクリックすると「削除」ボタンが現れます。そこからアンインストール可能。
 アンインストールの後は、PCの再起動が必要となります。

 Google日本語入力と、MS-IMEをアンインストールしてしまうと、私のPCにあるFEPはATOKだけになってしまいます。それ故か、再起動後のサイドバーに、今まで表示されていたATOKのアイコンが表示されなくなり、最初、少々焦りました。MS-IMEをアンインストールする際、ATOKを勝手に道連れにアンインストールしたのか、と。
 そんな事は無く、選択可能なものが無くなった為、サイドバーに選択肢として表示されなくなっただけの様です。再起動の際、ATOKの起動まで少し時間があるので、そのタイムラグを待つ間、「一緒にアンインストール」とかって焦ってしまった次第。まあ、過去のversionのATOKのパッケージを部屋の中に見付ける事が出来た(部屋の中に無い場合、捨ててしまっているか、業者運用の外部倉庫に保管してあるか)ので、「取り敢えずは何とかなる」と直ぐ思えましたが(まあ、ATOKのパッケージが無ければ、ジャストシステムのユーザ・ページからダウンロード出来るかどうかを確かめるステップに進む事になっただろうし、それも出来なければ、一度アンインストールしたMS-IMEを再インストールすりゃいいだけの話ではあった)。