上野駅 公園口では、少なくとも ここ1年間程度は工事をしているのは知っていました。私は、人工地盤で上野駅の屋上に設置してある駐車場(知らない人は、以下の2のところにある説明を、ご覧下さい)を立体駐車場にするのかな…なんて思っていたのですが、大間違い。

(1) 上野駅の公園口の改札口を移動
(2) 公園口の前にロータリーを形成(上野駅前の道は、自動車での南北方向への往来を分断し、通り抜け不可能に)
(3) 上野駅公園口方面の駅敷地の地上部と上空部に店舗を設置


て云う3つの事を含む工事でした。説明は、https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20200220_to01.pdf にあります。


(1) 上野駅の公園口の改札口を移動

 今までの上野駅 公園口は、東京文化会館前にあり、上野恩賜公園へ行くには、歩道を渡る形になっていました。北側高架コンコースの西端には、臨時改札口ってのもありましたが、いつ利用可能になっているのか、よく判らない状況でした。

 が、この公園口の改札口が、今までの改札口は閉鎖され、臨時改札口のあった辺りが、正式な公園口となります。この移動は、もう差し迫っていて、2020年3月20日なんだそうです。
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今まで、南側の高架(駅全体としては、3F)コンコースの西端にあった訳ですが、北側の高架(同3F)コンコースの西端に移ります。私は、柏駅から乗る場合は、南口から入る場合が多く、いつも前の方の車両に乗る事が多かったのですが、上野で降りる場合、今までよりも改札口が遠くなる事になります(パンダ橋に繋がる改札から出れば、いい?)。また、公園口から乗る場合は、常磐線ですので、先ずは始発電車の後の方の車両の席の空きを確かめ、そこから前に移動して行く事が通例でしたが、今度は、公園口が車両全体の真ん中寄りになるのはいいけれど、そこから前に進む人も多くなる道理で、始発電車で座れない事が多くなるのかも(常磐線始発の全体としちゃ、乗客の分散が図れる事になるとは思いますが)。他の線では、上野始発って少ないので、常磐線の様な影響は無いにしても、公園口に降りる場合は、自分のいつも乗る車両からの歩く距離が結構変わって来る事にはなります。

 なお、改札口は、現状7通路であるものが、10通路になるそうです。でも、北側3Fコンコースって、南側3Fコンコースより幅が若干狭いとは思うんですが…これは、今更どうしようもない訳で。

 現行の公園口改札前にある信号は、新公園口開設後(=現行公園口閉鎖後)暫くして、廃止になってしまうのかも知れません。


(2) 公園口の前にロータリーを形成(上野駅前の道は、自動車での南北方向への往来を分断し、通り抜け不可能に)

 何故に、(1)の様な移動をするか? と言えば、上野恩賜公園と駅の改札とのアクセスをスムーズにする為、らしい。要は、従来、車の通る道路を信号に従い渡る必要があったが、道を渡る必要を無くす、って事。

 その為に、従来、自動車で南北に通貫出来た道路を分断し、南北両側にロータリーを設ける。南北ロータリーの間に、歩行者が道路を渡らすに公園にアクセス出来る通路部分を設ける、って事らしい。
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なお、現状でも既にそうなっているとは思いますが、上野駅の上空に設置されている駐車場(ヤフーの航空画像なんかで確認してみて下さい)への車の同線は、南側(秋葉原方面)の道路からしか出来なくなります。今後も、駐車場が無くなる訳ではありません。

 上野駅の屋上駐車場って存在に気付いていない人もいるかも知れないのですが、あるんです。次の画像は、ヤフー地図の2019年の桜の咲く時期の航空画像を加工したもの。
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青い線で囲んだ部分が、屋上駐車場と、その通路部分。通路部分は、左側(公園口側)の入り口が地上(駅全体にとっては3F)、駐車場部分が今度出来る店舗(以下の3で述べます)と同一平面となる上空部(駅全体にとっては、4F)。黄色の線で囲んだ区域が、今度上空(駅にとっては4F)に出来る店舗(3で述べる区域。両者の真ん中の公園側に上空連絡通路が出来ます)の区域。緑色の線で囲んだ区域が、パンダ橋(駅全体ににとっては、3F。コンコースと同一平面で、改札外の歩行者用連絡通路。正式名称は「上野駅東西自由連絡通路」で、本来の目的は、災害時の上野公園への避難経路だそうです。だから無闇と広い。2000年10月竣工=完成=供用開始。http://warpal.sakura.ne.jp/yamanote/21ueno/02panda/panda-br.htm 、https://haikaichang.com/bridge-pandabashi_0024 参照)。
 屋上駐車場は、3F南側コンコースの上にもありますが、東寄りの常磐線や、特急などが発着している地上ホームの線路上辺りに位置してる駐車場スペースがメイン(メイン部分が、ここにある事には、今回航空画像で確認して、初めて気付きました。常磐線ホームから見て、地上ホームの上に大きな空間が開けているのは、その上に駐車場があるって構造かららしい)。
 屋上駐車場は、2020年2月現在、タイムズ上野公園口として、運営されています(https://times-info.net/P13-tokyo/C106/park-detail-BUK0022941/ )。駐車可能台数は、159台の由ですが、かつては、191台であった時代もあったらしい(https://plaza.rakuten.co.jp/kcreate/diary/201006020002/ 参照)。
 
 上野駅の公園口前では、従来、身障者の方(従来の公園口は、階段があったので、公園口から車椅子が入れたのか、不明です。パンダ橋の上の改札から入っていたのかも。私がよく見掛けたのは、視覚障害者の方)などがタクシーを拾う姿がよく見られたものですが、タクシーを待つ場所も確保されてるんでしょうか? 私には、送迎とタクシー以外に、ここに道路を設ける意味は無いと思うのですが。


(3) 上野駅公園口方面の駅敷地の地上部と上空部に店舗を設置 

 全て改札外の店舗となりますが、駅の敷地内の地上部(公園口改札と同じ平面=3F)と上空部(4F)に店舗が出来ます。新しい改札口方面の3F、4Fの店舗は、2020年4月21日にオープンし、一番上の図の○の中にある番号に対応して、

地上部(3F)① コンビニ:NewDays
上空部(4F)② 台湾カフェ:騒豆花(サオドゥファ)
       ③ 和カフェ:やなぎ茶屋
       ④ チーズスイーツ & チーズブランチ:good spoon Cheese Sweets & Chhese Brunch…ゴメン、Brunchって名付けてるけど、夜は営業しないの?

だそうです。現状の公園口改札の方も、改札外に、改札と同じ平面(地上部=3F)と、その上の階(上空部=4F)に店舗が2021年度に出来る予定だそうですが、店舗は未定の由。

 階段は、それぞれの部分に設置されますが、上空部は、両者が連絡通路で繋がります(よく見れば、上の図中に明記されています)。


 トイレは、工事中である現状から更に減る事は無いのですが、工事が始まる前から較べれば、北西端にあった大規模トイレが無くなってしまった分、減ってしまう事になります。現行・公園口改札がトイレになる2021年度までは、この状況に大きな変化は無いものと思います(完成前に、現・公園口改札脇のカフェをトイレに改装し、先行して供用開始するみたいですが)。新改札口の側の階段の上の4Fには、改札外のトイレが設置されます(2020年4月21日に供用開始)。でも、これらの新店舗全てを通じて、トイレはここだけなのかも。だからこその連絡通路なのかも知れません。連絡通路の下には、屋上駐車場への通路が通ります。

 新改札口の上には、公園を見渡す事の出来る「展望テラス」が設けられるそうですが、4F(上空部)の店舗は、全て、公園側に通路と入り口があります。展望が開けているのか不明ですが、私の予想では、台東区の低地側と東京スカイツリーを望む展望が開けているんだろうと期待してます。公園より、そっち側の方が、眺望が優れてる、って判断は、みなに支持されるものなのか、どうか。4F(上空部)最奥部(北端)は、店舗に入らずとも、公園側も東京スカイツリー側も展望を楽しめそうなのですが…ここが開放された後に、確認してみたい、って思ってます。私が国立科学博物館の屋上から見ていた限りでは、公園側に眺望を採った方がベターだと考えてしまうんですが…もしかして、台東区の低地側には眺望が開けていない構造(そちらには、厨房が位置したり…)? それとも、JR東日本としちゃ、のんびりと駅のホームを眺めるのが、一番の贅沢と考えてる??? でも、そうであっても、現行の改札口の上に設けられる店舗では、浅草側への展望は確保されないだろうと推測します。駐車場の車が同じ平面に連なる事になるから。
 もし、公園口の上に設けられる店舗で、どこにも眺望が確保されていない店舗なんだとしたら、インバウンド客(2020年は、新型コロナウィルスの所為で、あんまりないでしょうが)のニーズを逃してる気がします。