東京ドイツ村から日没の様子が見れるのは、冬のウィンターイルミネーションの期間にほぼ限られます。と云うのは、ウィンターイルミネーションの無い期間の東京ドイツ村の閉園時刻は17:00であり、これは日没の時刻よりも早いから。
 ウィンターイルミネーションは、例年11月~4月初めです。4月になってからは、日没の時刻は18:00より遅くなります(https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2019/s1311.htmll 参照)。11月に日没の時刻が何時頃だったか判然としないものの、東京だと10月20日以降17:00より前になります(https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2020/s1310.html 、https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2019/s1311.html 参照)。東京ドイツ村からは地平線(水平線)に日が沈む訳ではないので、もう少し前に日没となる筈です。
 この記事で以下に書くのは、東京での公式の日没時刻より10分ほど遅い時刻のものであり、現実には、3月初旬の東京ドイツ村では、東京での公式の日没時刻より10分ほど早く、日没を迎えます。そうした状況を考えると、東京ドイツ村からの日没の様子を「鑑賞」出来るのは、ウィンターイルミネーションの時期に限定されると考えても大きな間違いではないと考えます。

 なお、2020年3月初旬は、既に新型コロナウィルスの関係であちこちのテーマパークが臨時休園していましたが、東京ドイツ村に関しては数種の屋内施設(椎茸狩りを含む)を除いて、閉鎖にはなっていませんでした。そうは言っても、入園者も少なく、「これでオペレーションの費用を賄えるんだろうか?(営業すればするほど、赤字が膨らむだけではないのか?)」と思ってしまうほど。でも、そのお陰で、あんまり新型コロナウィルスを心配せずに歩き回っていられましたけどね。近くにいる人も「久し振りに運動出来た」なんて言ってるのを見掛けました(まあ、その人を何度か見掛けていたところから判断すると、歩いてただけ、でしょうけど)。そう言ってる私は、2019年12月31日に購入した年間パスポートで入園したので、追加の支出は千数百円の飲食代だけでした。周囲を見ても、年間パスポート組が結構な割合を占めているであろう事は見て取れました(何と言っても、焦って歩いていないし、驚きの声を上げる人の割合が少ないので)。

 て事で、2020年3月の東京ドイツ村から見た、日没後の光景。私は、東京ドイツ村で日没を迎えるのは初めてでないものの、それを狙って行って成功したのは、今回が初めてかも知れません。今までは日没を迎えた場所の関係で綺麗に写真が撮れなかったり、デジカメが既に電池切れになっていたりしていたので。

 先ずは、山の端に沈む日。東京での公式の日没時刻の約9分前。この時刻には、春の霞む空気や日の光に遮られて、富士山は認識出来ていませんでした。撮影場所は、中心商業施設のマルクトプラッツ前から。この後20分間ほど、ここから日没の様子を眺めていました。
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 この約1分ほど前に自分の影を撮影したもの。撮影場所は、マルクトプラッツの下のウィンターイルミネーション区域内から。ウィンターイルミネーションはLEDなので、点灯されていなければ、全く図柄などは窺い知る事が出来ません。
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 富士山の姿を初めて確認出来たのが、先ほどの日没から約5分後、東京での公式日没時刻の約5分前。撮影場所は、中心商業施設のマルクトプラッツ前から。
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左側の丘陵の上辺りに富士山の姿がうっすらと浮かび、その右側の丘陵の間に、白く水平な線が見えます。川の様にも見えますが、これが東京湾。恐らくは、夕陽が東京湾に当たり、その反射で白く見えているのではないか、と推測します。この様に白く東京湾が浮かび上がるのは、夕刻に限られた見え方です。
 そして、東京湾の手前に3棟の四角い建物群が見えますが、その右側、東京湾の向こう側に見えているのが横浜で、横浜ランドマークタワーも見えています。画像をクリックして行くと、大きな画像で表示される筈なので、確認してみて下さい。この画像で確認出来なくとも、下の画像なら、拡大せずとも見えるものがあるかも知れません。
 東京湾の向こう側、横浜の更に向こうには丹沢山塊の影が見えていますので、それを左に辿って行っても、もしかしたら富士山の影が確認出来るかも(この段階では、極く薄い影でしかありません)。

 上の画像の約5分後(日没から9分後。東京での公式日没時刻)。富士山の左側が夕陽を受けて、右側より明るくなっているのが見て取れます。
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 ちなみに、ヤフー地図で東京ドイツ村(千葉県 袖ケ浦市)から西の方向に補助線を引いてみると、次の様になります。横浜は、真西より少し北、富士山は、真西より少し南。ですので、春分の日の2020年3月20日以前に、東京ドイツ村でダイアモンド富士が見られる道理だと思うのですが、この日は、まだ3月初旬故、富士山より南に日が沈みました。
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 日没から14分後(東京での公式日没時刻の5分後)。
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 少し下に降りて、点灯を始めたウィンターイルミネーションの区域から。向こうに見えているのは、下の池の畔(ほとり)にあるチャイナランタン。右上の点灯は、展望台。撮影時刻は、日没から34分後(東京での公式日没時刻の25分後)。
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 展望台の上の方には、いつしか筋雲の様なものが現れていました(日没から38分後の撮影)。
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 少し場所を変えて、ウィンターイルミネーション区域から富士山を(日没から41分後の撮影)。
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 私がこの日撮影した富士山の最後の姿。日没から45分後です。
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