一昨日2020年3月17日に見付けたのですが、チューリップが赤い福寿草(そんなものありません。福寿草は、黄色です)であるかの様にして咲いていました。背丈もかなり低く、10cmに満たない時点での開花。それもあって、福寿草を連想させたのです(ここで私がイメージしてるのは、https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4889.html の画像の様なもの)。
d9ed7c00.jpg

この画像の左側の芽は、ユリだった様で、翌々日2020年3月19日までには、明らかにユリの芽と判る形状で、高さ5cm程度までに急成長してました。

 少し茎が見える、近くの別の個体。
7fc02d01.jpg

PCの画面の大きさによっては、実物より大きく表示されちゃってるかも知れません(私のPCの場合、そう)。こんなに小さい段階でチューリップが開花するものだとは、私は今まで思ってもいませんでした。気候の所為かも知れませんが、園芸品種(日本に咲いているチューリップで、原種なんて先ず無いでしょうから、園芸品種と言ってます)の特徴なのかも知れません。

 これがチューリップ(の園芸種の一つ)である事は確実。葉っぱなども地中海性気候の春に合わせて、降雨量の多い(蒸散量も多い)形ですし。但し、この場所のチューリップで咲いているのは、この種だけである事から園芸種として固定されたときに早咲きの性質を持ったものなんでしょう。他のチューリップの咲く時期と較べるのはどうかとも思います。
 でも、この種類に限って言えば、開花はこの2個体だけではなく、他にも開花しているものがありました。いずれも、赤い花。

 なお、チューリップって傾熱性を持っている(温度の高いときには花弁が開き、気温の低いときには花弁が閉じる)ので、翌々日2020年3月19日の気温の高くなった時点では、こんな感じに。
6ce6a29e.jpg


a762d285.jpg


 ツイデに言えば、例年、通常のチューリップはソメイヨシノの開花の1週間後くらいに開花していたのですが、ソメイヨシノの早咲きのものは、同日2020年3月17日までに開花していましたし、通常のものも、2020年3月19日には開花していました(靖国神社の標準木での「開花」基準の様に5輪あったか否かは不明ですが、1個体で2~3輪は確実に咲いてました)。

 早咲きのソメイヨシノの2020年3月17日。
9cd4db74.jpg


 ~~~ ~~~

<2020年3月25日追記>

 上に書いた園芸種とは別の園芸種(恐らく、もっとありふれたもの)のチューリップがで柏市内で咲いているのを、2020年3月25日に見付けました。