黄色い豚@日立柏酒場裏(ライブドア・ブログ公開版)

https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda からhttps://reywa.blog.fc2.com/ (2019年8月29日以降の私のメイン・ブログ)に移行したデータを用いて、更に、ここに移行しました。 データの由来(成り立ち)の詳細は、http://reywa.weblog.to/archives/5241451.html を ご覧下さい。 FC2ブログから毎月のバッチ処理で当ブログにデータ移行している故、FC2ブログで追記のある記事などは、こちらに反映されていない事が多々あります。ご注意下さい。

カテゴリ: 歳時記@千葉県柏市

 本日2021年6月23日朝、千葉県 柏市で、キョウチクトウ(夾竹桃)と百日紅(サルスベリ)が咲き始めているのを確認しました。この二つが咲き始めたのを同日で確認するのは、私にとって初めての事なのですが、これはきっとコロナ禍で外出の機会が減っている故、たまたま上に目が行っていた日に、咲いているのを確認した、って事でしょう。サルスベリに関しては、同じところで数日前には咲いていなかった事を確認しているので、そう開花日との間に乖離は無いと考えます。が、陽当たりなどによって開花日に相当なバラツキの見られる植物だと感じていますので、もっと早くに咲いていたところもあるでしょう。夾竹桃(キョウチクトウ)に関しては、たまたま目にしたもので、継続的に目にしていたところではないので、これも開花日とは乖離のある可能性もありますが、満開ではなかったので、「咲き始め」と判断しました。

 一方、ノウゼンカズラに関しては、数軒の民家で満開になっているのを目にしました。継続的に目にしている場所では無かったのですが、満開の様相を呈していたので、ビックリ。何故か、オレンジ色のものと、もっと赤い石榴(ザクロ)の花の様に見えるもの(石榴だったのかも…笑。でも、石榴はもっと前から目にはしていました)とあるのが不思議に感じました。


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 なお、米国ハワイ州のオアフ島でも、百日紅(サルスベリ)、満開だそうです(https://ameblo.jp/youyou-2019/page-2.html 参照)。もう10年以上前になりますが、土日17:00~19:00頃の時間帯にNHKラジオ第一放送で放送されている「地球ラジオ」で、「作文書いたよ」ってコーナーでのハワイ日本人学校の生徒の「ハワイにも四季はあります」との趣旨での、美しい自然描写が思い出されます。

 私は、南天(ナンテン)、千両(センリョウ)、マンリョウ(万両)と云った植物の見分け方が全く出来ないのですが、そうした類いの実が成るのを知っている個体で、花が咲いているのを見付けました。2021年6月6日の事です。

 とは言っても、ここに、白い、小さい、蕾の様なものが出来ているのは、かなり前から気付いてはいたんです。でもって、「どの時点で『咲いた』と言えるのか?」「先っぽが開いていたら、『咲いた』って事になるのかな?」などと思っていたのですが…「咲いた」か否かは、結構分かり易いものではありました。
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判りますか? 蕾の一番外側の白いもの(これを花弁だと思い込んでいました)が剥けた中に、黄色い花弁の様なものが見え、更にその中に白いものが…はっきり言って、私には、構造がよく判りません(笑)。これから少し継続して観察してみると、それも判別出来る様になるのかな?

 黄色いものの更に中の、真ん中にある白いものは雌蕊(メシベ)の様にも思えますが、そうすると、雄蕊(オシベ)が見当たらない。雌雄異体なのでしょうか? それとも、黄色い花弁にも見えるものが雄蕊だったり、その辺りに雄蕊が隠れているのでしょうか?

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 この記事を一度UPした後で、wikipediaの記述を少し詳しく見直してみたところ、この画像に写っている花序からして、この個体は、センリョウやマンリョウではなく、ナンテンだろうと当たりを付けたのですが…合ってるかな??

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<2021年6月7日の追記>

 http://plantidentifier.ec-net.jp/sm_nanten.html やhttp://www.otv.ne.jp/~okaky/nanten.html 、http://www.flowers-beauty.com/007_flowers/nandina_domestica/nandina_domestica_2.htm などに拠ると、画像の個体がナンテンだとした場合、黄色いものは雄蕊(オシベ)だそうです。

 https://matsue-hana.com/hana/manryou.html や、https://matsue-hana.com/hana/manryou.html の画像と見較べると、記事の個体はマンリョウではないと考えられますし、https://kinomemocho.com/sanpo_senryo.html の画像を見る限り、センリョウでもないと思えます。

 これも、今シーズン2021年だけの事かも知れないんだけど、サツキとされるもので、2度咲きしているのを確認しました。私は、GW前から2021年5月12日に掛けて関東を留守にしていたのですが、帰って来た2021年5月12日の夜、柏市内でサツキが咲いているのに気付きました(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5433.html#comment8280 参照)。オマケに、蛙の大合唱も聞こえてました。

 で、2021年5月中(私のスマホの日記ブログの記録では、2021年5月29日)に、そこのサツキが全て萎(しお)れているのに気付いたんです。「こんなに早く(5月中に)萎れてしまうもんだったっけ?」なんて思ったのを記憶してます。が…2021年5月31日の事だったと記憶してますが、萎れている筈のサツキの樹に再び花が咲いているのを発見しました。
 恐らく、2021年5月中で「全て萎れている」と見えた樹の中に蕾が隠れていたのかも知れません。が、次々と咲き継いで行く訳ではなく、あるとき急に何輪も開花している様子に驚いた次第。
 推測するに、1度の開花期だけで終わるシーズンもあるのでしょうが、何かの条件が整えば、2度咲きする事もあるのでしょう。その条件の差が知りたいものではありますが…。

 確か2010年代の事だったと思いますが、「今まで噂程度に語られてきた、キンモクセイの2度咲きが現実に起こっている事が、学術論文で証明された」ってニュースがありました。2度咲きを、どう定義し、どう確認したのか、が重要であって、この結果だけの伝聞情報では、噂として伝聞していたのと何ら変わらないレベルの話ではあろうと(今では)考えます。今になって、この学術論文の詳細を知りたいとも思う様になっています。

 何にしろ、サツキも開花期が少しずれるだけでツツジの一種には違いない訳で、ツツジの仲間は、結構開花期が長い時季に渡っている事が判ります。その割に、同じ品種は、似た様な時期に咲く。で、ソメイヨシノが散って1週間後くらいから6月の今に至るまで、様々な品種が咲き継ぐ訳です。その中でも、久留米ツツジの様な、比較的小さな花を付ける品種は狂い咲きし易く、秋~冬であっても、開花しているものもある事は、https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-1058.html など、過去に観察記事をUPした事があります(その記事の中で引用してるURLは、昔のヤフー・ブログ時代のままですが)。

 花の開花に関しては、遺伝子の構造が発見される前に、ABC遺伝子モデルってものが提唱され、現在ではそのABCに該当する遺伝子(それぞれ2種ずつの組み合わせ)と生化学物質(所謂「植物ホルモン」)が明らかにされています。それらが、どう機能して、こうした2度咲きやら狂い咲きやらが発現するのか、その辺りまで、少し詳しく説明してくれる記事なんかが、どこかに転がっていないかな?
 …まあ、別に、いつもと違う機構が作用する訳ではなく、それぞれの機能が、条件に従って(つまり可能なときに)、再度発現するだけ、って言われるだけかも知れませんけどね。

 2021年5月27日の朝、千葉県 柏市内で見付けたのですが、スカシユリと思われるユリ(黄色に近いオレンジ色の花弁。花弁の数は6)が咲いてました。例年、これに有意差を以て遅れて、白いテッポウユリが咲き出す事になります。

 この開花したユリの植栽については、私もある程度の観察結果を持っています。芽が地上に出ているのを確認したのが、2021年3月14日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5505.html )。そして、2021年5月14日までには、それらに軒並み蕾が形成されているのを確認しました(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5433.html の2021年5月14日付コメント https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5433.html#comment8280 )。「開花しつつある」のを確認したのは、https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5540.html を書いた後だったのは確実なのですが、それが同じ日のうち(2021年5月25日)だったのか、翌日だったのか、さっぱり記憶に無い。ほんの昨日か一昨日の事なんですけどね。可能性としては、2021年5月25日の可能性が高いと感じています。「開花しつつある」状態とは、ユリの花弁を形成する複数枚の花弁(テッポウユリではないので)のうち、数枚が色づき開いているのに対し、それ以外の花弁はまだ蕾の状態で閉じている状態だったのを指して言っています。この状態を見た後で、次に見た時(今朝)は、2輪が開花。この差が1日だったとすると、うち1輪の進み具合が速過ぎる気がするから。
 で、2021年5月27日の朝には、それらが開花しているのを確認したって訳。とは言っても、開花したのを確認したのはまだ1個体のうちの2輪だけです。2輪とは言っても、1輪ずつが大きいので目立ちます。ここにも百合の個体が何個体もあるのですが、この1個体を除いては蕾に色が差しているものもありはしますが、まだ花弁は閉じたままでした。

 ユリの開花が、雨の日(2021年5月27日)に確認出来た事で、ユリが傾熱性を持つ花でない事が推定出来ます。傾熱性とは、どうしてこういう名称なのか私には判りませんが、気温によって花が開花したり閉じたるする性質を呼びます。カタクリやチューリップなどでよく見られる現象。ですが、一度咲いたユリが気温の低いときなどに閉じた、なんてのは見掛けないと思います。傾熱性を持つ植物では、あたかも動物の様に何かの意思を以て花が開いたり閉じたりするかの様に見えます。「意思を以て」は除外するにしても、動物の様に関節に働く筋肉に相当する部分の働きによって花が開閉する様に思えます。が、実は、そうしたものではなく、花弁の細胞の成長によって花弁の開閉が実現されてる、って事が知られています。つまり、花弁の表面温度が花弁の外側より内側が高いときは内側の方が外側より成長する、だから、花が開く。花弁の表面温度が外側の方が内側より高ければ、外側の方が成長する、だから花弁が閉じる、ってメカニズムらしい。だから、段々と花弁の大きさは大きくなって行くんだとか。簡単な理屈の様でいて、これをスムーズに行うには、なかなか微妙なタイミングが要請される様な気がします。内側の温度ってのは、先ずは、その植物の体温。体温と言っておかしければ、その植物自体の生化学反応による温度排出による温度上昇です。呼吸もその一つ。これで花弁の内側が成長し、開いた後、今度は花弁の内側に太陽なりが当たる事で外部からの赤外線照射によって更に開く(この理解に間違いが無いのだとすると、カタクリなどの、傾熱性を持つものの下向きに花が咲く植物では、太陽照射は花を閉じさせる方向に働いている事になるんですが…)、って構造。そして、花弁が閉じるときは花弁からの水分蒸発による温度奪取なども含めて、内側より外側の成長が増して閉じて行く訳で…太陽の傾きよりは少し遅れ気味になる道理。そして、雨で花弁が開かない事もある訳で…う~ん。私の理解、合ってる??

 ユリは、ヨーロッパでは江戸末期(ヨーロッパに、この時代区分を適用するのは妙なもんだが…)まで、白いテッポウユリの様なものしかなかったと聞きます。そして、それは聖母マリアと結びつけられていた。日本で菊が仏花とされる事が多い様なものでしょうか。
 そこに様々なユリを持ち込み、ユリの園芸種を豊かにしたのは、かの、シーボルト。シーボルトがどうして、その様な事が出来たかと言えば、日本から各種のユリをヨーロッパに持ち込んだから、です。そして、シーボルト以降、色んなプラント・ハンター達が日本からユリや他の植物をヨーロッパに持ち込みました。そうは言っても、最初のインパクトは、やはりシーボルトだった訳です。
 日本列島に固有種が多いのは、その歴史によります。結構古い時代(地質時代)に大陸から切り離され、ある程度大陸から距離もあった事で、鳥などによる植物の種の移入・移出が少なかった。それ故、それ以降、同じものから各種の派生的進化が起こった。それが起こるだけの時間的余裕があった。そして、氷河時代などに一時的に大陸と繋がった時代もあった故に、その時代に移入・移出されたものもあったものの、再度切り離され、ある程度の時間が経過する事になった。と同時に、氷河時代の移入生物種は、比較的標高の高い場所に押し込められた。この切り離されての時間的経過の長さこそが、日本の固有種の多さを生んだ、って訳(もっと、きっちりした説明は、国立科学博物館 日本館上層階などで。以上の説明は、そこでの説明を私なりに簡略にまとめたもの)。クレート・ブリテン島(英国)などは、氷河時代以降の温暖な時代になって初めて大陸から切り離される事になった故に、同じ様な島国に見えても、固有種が日本と較べて圧倒的に少ないんだとか。
 尤も、この「切り離されての時間的経過」だけで固有種が生まれるとも限りません。シダ植物などは、大陸の変遷の経緯を超えるかの様な古い時代からありますが、却ってそれ故なのか、全世界どこを採っても、環境条件が似てさえいれば、同じ様なものがあります。もしかしたら、突然変異に対する遺伝子保護機能が高いのかも知れません(今の多くの植物は、突然変異を簡単に起こします)。この突然変異に対する遺伝子保護機能の弱さこそが、進化の原動力でもあったのを忘れてはなりません。ゴキブリさんは、恐竜より前から今と同様の形態をしていましたが、その間に恐竜は鳥となったものだけになりましたし、哺乳類はネズミの様なものから、人類やクジラまで多種多様に分かれました。
 また、シダ植物の例よりは切り離された時間が短いものの、その時間が比較的長い場合、動物では色んな進化を遂げました。オーストラリア大陸は切り離されていた時間が長かったので、有袋類の王国が出来ました。オーストラリアの有胎盤類は、ほとんどが歴史時代になって移入されたものです。南アメリカ大陸でも同様の有袋類の王国が出来たものの、南北アメリカ大陸が火山活動で繋がって以降、有袋類は生存競争に負け、滅ぼされて行きました。

 て事で、ユリは、日本で多種多様の進化を遂げ、江戸時代末期以降、第二次世界大戦の開戦前まで、ユリは日本の主要輸出品の一つでしたし、日本はヨーロッパからは「ユリの王国」と称されていました。かつて、藤原紀香が片岡愛之助と結婚したときの会見時の衣装に対し、「ユリは日本の伝統ではない」などと批判した、自称「服飾評論家」がいました(敢えて、名前は伏せておきます)が、私は「何を言ってるのだろう?この人。知識が無いのにもほどがある」って思ってました。大きな絵柄の着物も、日本では大正時代に、化学染料・化学顔料の普及と共に、流行したものですしね(展覧会に出て来た展示物で言えば、ヨット柄なんてものさえありました)。まあ、今は大きな絵柄が流行してる訳ではないですし(何よりも当時とは違い、着物自体が普通に着るものではなくなってしまいました)、藤原紀香が来た着物にあったユリってが一部アフリカ原産種だった、って事もあるので、「日本伝来の…」って批判にも、ぎりぎり許容できるところはあったのですが(この段落の内容は、既に https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4695.html でも書きました)。

 で、再度、ユリ(笑)。日本から最初に出たユリの品種は、深山百合(ミヤマユリ)であって、花が下向きに付くと共に、大きく反り返る代物でした。あたかも、大きなカタクリのごとく。恐らく、傾熱性はなかったと思うのですが、サイズは大きく異なれど、花の様子は似ていた。これを様々に品種改良して行ったものが、現在の園芸種であり、品種改良の中心になり、また世界の園芸市場をリードしたのがオランダです。これは、シーボルトの時代の前にチューリップで形成された市場と企業が、ユリでも同じ様に機能して行った結果。勿論、シーボルトを日本に派遣したのが、オランダ東インド会社の残存勢力だった事も、ユリの、その後と関係するでしょう(とは言っても、シーボルトは、現在の日本の社畜の如く全てを会社の統制下で行った訳ではなく、自分でミヤマユリを育成、増殖し、売り出しました。オランダ東インド会社の解散の後だった事も影響しているかも)。オランダは、ナポレオン戦争の関係で、18世紀末には一旦フランスに併合され、オランダ東インド会社も1799年に解散されますが、日本の長崎の出島には、地上で唯一、オランダ国旗が正当な権利の下、翻り続けました(この経緯は、フランスの衛星国家であるバタヴィア共和国=バターフ共和国が成立したり、その後でナポレオンの弟が国王に就任してホラント王国が成立したり、完全に併合されたり、と、簡単ではないものがある。http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~kwatanab/NL/hist4.htm によれば、アフリカ西海岸にあるエルミナ基地も、オランダ国旗が翻り続けた地であるそうだが、この記述自体が伝聞情報であり、更なる原典確認は出来ない)。

 ちなみに、ユリてのは、本来、土砂崩れなども起きやすい山間傾斜地によく見られる植物。球根の上の方に茎を支える根っこ(上根)を生やし、自らを支えると共に、土壌の流出に少しではあるものの、逆らおうとしています。


 て事で長々と書きましたが、当ブログ内でのユリの開花記録を探すと、以下の様になっています。もっと早く咲いた年もあった(必ずしも同じ園芸種で比べていない事もあり、気候の反映として見るのは無理)のが分かり、驚きますが、近年の記録だけを見た場合(← これが何の意味を持つのか不明だけれど)、少しずつ早くなっている傾向が見られます。

2008年 → 6月06日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-1814.html )
2009年 → 5月11日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-2442.html )
2010年 → 5月17日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-2442.html の2010年5月19日付コメント
2011年 → 5月29日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3175.html )
2012年 → 5月28日頃(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3175.html の2012年5月28日付コメント)
2013年 → 5月28日の1週間ほど前(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4020.html )
2014年 → 6月2日以前(スカシユリ https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4032.html の2014年6月7日付コメント)。テッポウユリは、2014年6月7日以前。
2015年 → 6月06日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4525.html )
2016年 → 6月07日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4525.html の2016年6月11日付コメント)
2017年 → 6月02日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4813.html )
2018年 → 6月04日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4945.html )
2019年 → 不明
2020年 → 6月02日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5433.html )
2021年 → 5月27日以前(当記事)

 本日2021年5月20日に日付が変わる前後で気付いた事ですが、どうやら栗の花が咲いている様です。これが今シーズン初めて気付いたものであったか否か、疑わしいのですが、はっきりと認識、記憶しているものとしては、始めて。

 自宅から松屋(松のや併設店)の新柏店へ弁当を徒歩で買いに行く途中で、柏市立第四中学校のテニスコート脇(東南端区域)で気付きました。気付いたのは、あの、独特な匂いによって、です。私は「咲き始め」と当初考えたものの、振り返ってみると、ここを通ったのが20日ぶりくらいでしたので、「咲き始め」か否かは疑わしい。栗も、他の花がそうである様に、開花する、少し前から匂い始めるものなのかも知れませんが、考えてみれば、、栗の花って、見ても開花しているのか否か、判別に困る様なものだった様に記憶しています。

 学校の脇って事で、「栗を学校に植えてるのか? 何の為に?」とも思い、どこから匂ってるのか、探してみたのですが、明確には判らず終い。が、学校側に栗らしき葉っぱのある樹があるのに気付きました。栗って葉っぱが揃ってから、開花する植物だった? (→ その様です。https://izumigorou.blog.fc2.com/blog-entry-1429.html 参照)
 もし栗が学校に植えられているのだとしたら、作物としての栗を教えるとかの学習用教材としての植栽でしょうか? 特に勉強として教える為でなくとも、学校には、教材として利用する、てな名目で植栽されている植物や飼育されている動物なんかがいます。私の小学校時代は、何の為か不明な1㎡にも満たない様な田んぼが学校に設置された事もありましたし、ウサギや孔雀も飼育されてました。私は動物係になった事はありませんでしたので、たまに目にする程度でしたが。そう言えば、私が一時期在籍した某国小学校には、パンダがいましたっけ(← 最後の部分、冗談)。

 それにしても、今にして思えば、小学校のポプラとか、歴史的な特記すべき経緯も無さそうな、「何故、そこに?」と思う様な植栽があったのを不思議に思います。

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 あ、そう言えば、開花してるかどうか判り難い植物って事で言えば、松の開花も、今頃じゃなかったっけ? 高校の頃、松の木にサッカーボールを打ち込んでしまったら、盛大に花粉が上がったのを憶えています。あの粉塵は、どう見ても、土埃じゃなかった筈。


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 ツイデ。思い出しましたが、2021年5月12日に、新潟県 十日町市で、柳絮(ある種の柳の種の飛翔)を見ました。私が他に柳絮を見た場所としては、ミュージアムパーク茨城県自然博物館の庭園と周辺の道路、そして、あしかがフラワーパークの周囲(藤の花が終わっていた頃で、キバナフジの開花期だった様な記憶があります)くらいかな。柳絮を日本で見ると、ちょっと驚きます。

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