黄色い豚@日立柏酒場裏(ライブドア・ブログ公開版)

https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda からhttps://reywa.blog.fc2.com/ (2019年8月29日以降の私のメイン・ブログ)に移行したデータを用いて、更に、ここに移行しました。 データの由来(成り立ち)の詳細は、http://reywa.weblog.to/archives/5241451.html を ご覧下さい。 FC2ブログから毎月のバッチ処理で当ブログにデータ移行している故、FC2ブログで追記のある記事などは、こちらに反映されていない事が多々あります。ご注意下さい。

カテゴリ: 歳時記@千葉県柏市

 このブログでは、これまで、個々の花や植物の記録を、個々に記事としてUPして来ました。そんな中、シーズンをまとめての一覧も必要であろうとは数年前から感じてはいたのですが、恐らくは、記事としてまとめてはいなかったものと思います。でも、そうした一覧があれば、似た経緯を辿る年の記録を基にして、開花の有無を効率的に確認して行く事が出来た筈です。そして、その場合、「まだ咲いていない」ってのも立派に記録としての意味を持った筈ではあります。

 けれど、私が柏市を離れるのが視野に入って来た状況になって(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5508.html )、漸く、そうした、まとめ記事を作る事が出来ました。それが、この記事。

 柏市では、2014年2月14日の、関東、山梨県の大雪のシーズンを最後に、除雪を必要とするほどの積雪には見舞われていません。私が2014年2月14日の状況から、2015年の冬シーズンの前に除雪道具を完璧に備えたので、記憶は鮮明。一度も出番が無かった訳ですから(笑)。

 かつて、2003年だったかは、ホワイトクリスマスとなりましたし、2003年(だったかな?)の大晦日から降雪し、2004年(?)の元旦は積雪していた事もあった訳ですけど。


 て事で、以下、今回の冬~春シーズンの記録。


2020年10月14日

 日本水仙(ニホンスイセン)の芽が地上に出現
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5454.html


2020年12月3日


 日本水仙(ニホンスイセン)の花芽(蕾)の形成を確認
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5454.html


2020年12月7日

 日本水仙(ニホンスイセン)が開花 @柏市
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5454.html


2021年2月16日

 沈丁花(ジンチョウゲ)の開花が始まった @柏市
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5489.html


2021年2月23日

 セイヨウスイセン(西洋水仙)の花芽(蕾)が形成され始めているのを確認 @柏市
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5491.html


2021年3月5日

 セイヨウスイセン(西洋水仙)の開花を確認
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5503.html

 金木犀(キンモウセイ)の若芽が軒並み準備されているのも確認(上記記事)


2021年3月7日

 ハクモクレン(白木蓮)の花が咲き始めた @柏市
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5504.html


2021年3月14日

 百合(ユリ)の芽が出て来ているのを確認
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5505.html

 ソメイヨシノの早咲き個体が開花 @柏市
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5506.html

 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5505.html に、他の花の状況の記録あり


2021年3月16日

 連翹(レンギョウ)の開花を確認 @柏市
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5507.html


2021年3月23日

 ナガミヒナゲシの開花を確認
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5517.html


2021年3月24日

 柏市のソメイヨシノは満開少し前の状況。関東を離れた。


2021年3月29日

 新潟県 柏崎市で、石楠花(シャクナゲ)が開花しているのを目撃 


2021年3月30日

 新潟県 柏崎市でチューリップが開花しているのを目撃。


2021年3月31日

 新潟市でソメイヨシノが満開に。柏崎市でも、この日には満開。



2021年4月1日

 関東に戻って来たら、日立台公園のハナミズキ(花水木)が満開になっていた(2021年3月24日時点では開花していなかった筈)。多くのソメイヨシノは開花期の終盤、日立総合グラウンド 正門前の枝垂れ桜郡もほぼ葉桜で一部開花期の終盤、https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5516.html で書いた、あかね緑地 南西脇の枝垂れ桜は既に葉桜に。雪柳(ユキヤナギ)はほぼ花を見ない状態に。


2021年4月4日

 百日紅(サルスベリ)の樹に若芽や若葉を確認 @柏市
 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5523.html


2021年4月6日

 石楠花(シャクナゲ)、ドウダンツツジ(2021年4月8日に、葉っぱも出て、開花期終盤になっているものも発見)、アセビ、ハナズオウ(花蘇芳)、藤(フジ)が開花しているのを確認 @柏市


2021年4月8日

 オオムラサキ(ツツジの1種。通年なら、GW後半に満開となる)が開花していた @柏市

 銀杏(イチョウ)の若葉が出ているのを確認 @柏市。小さな葉っぱから大きくなって行くのに気付いた。若芽の段階もあるんだろうが、気付いたのは、小さな葉っぱとして出て来てから。


2021年4月10日

 アヤメが咲いているのを確認 @柏市

 鶯(ウグイス)の完鳴きを聞いた @佐倉市(佐倉城址公園)


2021年4月13日

 バッタの類いを目撃 @柏市
 …何齢に達しているか、は不明なれど、成虫に近い大きさ。なお、色は蝗(イナゴ)色。


2021年4月22日

  ツツジのオオムラサキが満開になっている民家がある一方、花が咲いているもののまだ蕾のあるオオムラサキも多く見掛ける。差は何だろう?

 例年、柏市でのシャガの指標にしていた民家のシャガの開花を今シーズン初めて確認した(上野公園のシャガの開花を2021年3月前半に確認した後で、確か2021年3月18日だったかに、ここを見た際、まだ開花していなかった。そのときも、差に驚いた)が、咲いているものの蕾もある状況(つまり、まだ満開とは言えない)。上野公園のシャガの現況は確認していないが、2021年3月12日には開花していたのを確認しているので、開花期の差が大き過ぎる気がしている。陽当たりの差だけが原因だろうか?

 日立台公園のハナミズキは、開花を続けているが、足下には花弁が降り積もっている状況で、開花期の終盤に近い事を窺わせる。

 柏市内で、ほぼ満開のバラを見掛けた。

 2021年4月2日に見たところ、私の確認出来た、ほぼ全ての場所で日本水仙(ニホンスイセン)も西洋水仙(セイヨウスイセン)も花を終えていました。ソメイヨシノも本日2021年4月4日までには、花はかなり散って、葉桜に移行しつつあります。

 そんな中、2021年4月4日、百日紅(サルスベリ)のほとんどの樹で若芽が出ていて、中には若葉が萌え出しているものもあるのに、気付きました。南天(ナンテン)や千両(センリョウ)や万両(マンリョウ)なんかの枝は、もう伸びているのに…と思いながら、百日紅(サルスベリ)の樹を眺めていたのですが、漸く、と云った感じです。

 なお、アスパラガスなどは、もう1mほど茎を伸ばしたものを見掛けます。また、ツツジ(園芸種の違いによって、開花期は異なりますが)も蕾が形成されてます。

 2021年3月22日午後、車で走っていたところ、千葉県 柏市内の道端でナガミヒナゲシが咲いているのを見つけました~! 場所としては、イオン柏SCから吉野沢へ向かう道の端(実際に見つけたのは、吉野沢からイオンSC方向へ走っている際の、イオン柏SCの直ぐ近くの交差点付近の道端でしたが。信号待ちで停車している際だったので、見間違いではないと考える)。

 昨年2020年には、3月28日に開花を確認してますが、この日(昨日)はまだ3月22日。群生していた訳ではなく、ぽつんと1輪(他に1~2輪成長の少し遅れている個体があった)にせよ、昨年より1週間近く早い発見。同じ場所ではないいにしても、この時期に見たのには驚きました。

 昨年2020年に出会ったのは、かなり赤みを帯びたものだった様ですが、私の見たのは、通常見るオレンジ色。驚きました。まあ、私自身も自宅周辺で半袖でうろちょろしてたので、気温もそれなりに高いんですが(この時期に半袖で寒くないのにも驚きました。て云うか、真冬でも対応出来る服装でいると、明らかに暑い)。 

 なお、当ブログでナガミヒナゲシの花の開花を見た日にちを一覧してみると、

2013年 → 4月19日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3996.html )
2014年 → 4月15日 (@八千代市、柏市では、まだ。おおもとの記録不明。が、https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4645.html で引用)
2015年 → 4月14日(@八千代市の2014年と恐らく同じ場所。柏市では、まだ。https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3996.html のコメント欄)
2016年 → 4月03日(@松戸市、柏市では、まだだが、発見地点は柏市の近接区域。https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4645.html )
2017年 → 4月14日(@柏市。https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4786.html )
2018年 → 不明
2019年 → 4月04日(@柏市。https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5107.html )
2020年 → 3月28日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5414.html )
2021年 → 3月22日(当記事。@柏市)

となります。今年が最も早い。当初、今年ナガミヒナゲシをあまりにも意外な時期に見掛けた事で、今まで見逃す事が多かったのかも、とも思いましたが、今までの記事を読んでいるうち当時の驚きも思い起こし、書き継ぐ事にしました。

 2021年3月14日の千葉県 柏市での早咲き桜の開花について、

千葉県 柏市でも、ソメイヨシノが2021年3月14日に開花していた(ものもあった)。
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5506.html

と云う記事をUPしました。ですが…周囲をもう少し見てみたところ、もっと早咲きの、桜と思われる樹が満開になっているのを見つけました。

2021年3月17日撮影。
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 ソメイヨシノだと思うのですが…
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開花と同時に葉っぱが出ている訳ではありませんので、ソメイヨシノより開花の早い大島桜ではないと思います。杏などの可能性も残りますが、この樹に実が成っているのを見た事がありません。
 ソメイヨシノにも早咲きってのは確かに存在すると思うのですが、それが遺伝子の違いによるのではなく、環境条件によるのだとした場合、ここは南側に擁壁があって、根がそれに接する地点にあるので、休眠打破の低温も、擁壁から大気の影響を受けやすく、温度については、擁壁に日が当たる事に拠って地温が加熱されるのかな?なんて考えています。

 この樹は、以下の地図(ヤフー地図を加工)の青い○のところにあります。昨年2020年も、近くの新柏4丁目交差点にある、丸亀製麺 柏名戸ヶ谷店のオープンの日に、ここが満開だったのに気付き、撮影していました。
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 また、三協フロンテア柏スタジアムの東南脇(上の地図のオレンジ色の○の地点)にある、枝垂れ桜が2021年3月18日、満開直前の様相を呈していました。2021年3月19日は曇っていた事もあり見に行きませんでしたが、恐らく、2021年3月19日には満開になっていたものと思います。

 上(北)の緑ヶ丘交番前交差点と下(南)の新柏4丁目交差点の間を結ぶ道は、三協フロンテア柏スタジアムの南端を過ぎた辺りから南側は盛り土で斜面の傾斜を緩やかにしているのですが、盛り土上(西)の道路側から。
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 下(東)から。
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ここの枝垂れ桜は、いつも他に先駆けて咲きます。道を挟んで直ぐ北にある、あかね緑地にもソメイヨシノが植えられているのですが、そちらはまだ開花していませんでした。三協フロンテア柏スタジアムのある日立総合グランドの正門前に、道を挟んで枝垂れ桜がありますが、そちらは2021年3月19日には、開花し始めているものもありましたが、まだのものも。この地点は、私の今までの認識では通常のソメイヨシノの開花に少し遅れて咲く様なイメージでしたが、2021年3月19日には、周辺の通常のソメイヨシノはまだ開花していませんでしたので、通常のソメイヨシノに先行して開花する個体も含まれているのだ、と改めて認識しました。
 → <追記> 2021年3月22日現在、三協フロンテア柏スタジアムのある日立総合グラウンドの正門前に道路を挟んで並んでいる枝垂れ桜のうち、2~3本は見頃レベルの開花に達しました。他の樹は、まだそれほどの開花ではありませんが、この2~3本は、少なくとも今シーズンは、通常のソメイヨシノに先立って満開となる筈です。

 2021年3月19日には、三協フロンテア柏スタジアムの東側、道路脇に植栽されている連翹(レンギョウ)やユキヤナギ(雪柳)も咲いていましたし、あかね緑地にある2本のコブシ(どちらもコブシだよね?)は、どちらも満開で、どちらかと言えば、盛りを過ぎた状態で散り始めていました。日立台公園のサンシュウ(サンシュユ、山茱萸)も黄色く満開になっていました(3本とも)。日立台公園のハナミズキ(アメリカハナミズキと通常のハナミズキが交互に植栽されている様子ですが…)の開花は、まだでした。
 その他、周辺の民家ではボケがまだ満開でしたが、上野公園で数日前に咲き始めていたシャガは、まだ開花していませんでした。これは、ちょっと意外。

 ヤフー地図の航空画像は、ソメイヨシノの満開を少し過ぎた時期の画像(恐らく、2019年春)が用いられていますが、この記事で上に取り上げた、2箇所の桜は、いずれも葉桜の様相を呈しています。恐らく、周辺の通常のソメイヨシノが満開を少し過ぎた常用になる頃には、この2本は葉桜になっているのでしょう。

 なお、2021年3月19日には、三協フロンテア柏スタジアムの南側の斜面林の中に白い花を付けた樹(大木)が3本ほど満開になっているのを見つけたのですが、あれも桜なのかな? 同じく斜面林(こちらは民家の敷地内かも)の中に満開になった照手桃も確認出来ました。

 この周辺の通常のソメイヨシノは、2021年3月20日には開花しました(5~6輪などと言うレベルでなく、いきなり結構な数の開花が見られました)。

 2021年3月22日の朝、発見して目を疑う様な気持ちになったのですが、地植えのチューリップで蕾(花芽)の形成され始めているものがあります。複数目にしたので、園芸種のうちの早咲きの部類にしても、狂い咲きに当たるものでないのは確実。

 昨年2020年では、3月23日までに多数のチューリップで蕾(花芽)が形成されているのを確認し、2021年3月27日には開花を確認しています(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5095.html )。昨年と同様の時期とは言えるのですが、昨年もかなり早かったと感じています。昨年2020年は、桜も同じ様に早い記事に開花しました(結構長く咲いていた様な印象もあるのだが)。

 チューリップは葉っぱが大きく、葉っぱを形成する為の水分も必要ならば、水分の蒸散量も大きくなる植物です。また、チューリップの花には傾熱性(気温の高いときに花が開き、気温の低いときは花が閉じる)がありますが、この銈熱性ってものは、花弁の内側と外側の細胞の成長(個々の細胞の成長と増殖)が順番に起こりながら花(花弁)自体が大きくなって行く事で起こるもの。どちらにせよ、水分が必要です。関東などでは、自然に放置したままだと、ときにチューリップは開花せず枯れてしまう様な年もある代物ですが、今年は、周期的な温帯低気圧の襲来と、その際の降雨量が大きかった事と気温が高めに数位した事で、成長が促進されたのでしょう。柏市では、除雪が必要なほどの降雪は2013-2014年が恐らく最後で、それ以降7年間、除せ宇野必要なほどの降雪を見ていません。私は2014年2月14日の降雪を契機に、2014-2015年冬シーズンに入る前に除雪道具をきちんと揃えるに至ったのですが、揃えて以降は出番無し(爆)。


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<追記>

 この記事をUPした当初に見たチューリップの蕾(花芽)と云うのは、緑色の、まだ茎の上に塊が存在する程度のものだったのですが、同日中に、色も着いた蕾を確認しました。明日2021年3月22日の気温が高ければ、頃日性として現れる、規則的な成長により、開花するのではないか、と思われるほどのものでした。蕾自体も、下や斜めを向く訳でもなく、垂直に立ち上がっていましたし。


<2021年3月23日追記>

 追記に書いたチューリップは、2021年3月23日、開花しました。

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