黄色い豚@日立柏酒場裏(ライブドア・ブログ公開版)

https://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda からhttps://reywa.blog.fc2.com/ (2019年8月29日以降の私のメイン・ブログ)に移行したデータを用いて、更に、ここに移行しました。 データの由来(成り立ち)の詳細は、http://reywa.weblog.to/archives/5241451.html を ご覧下さい。 FC2ブログから毎月のバッチ処理で当ブログにデータ移行している故、FC2ブログで追記のある記事などは、こちらに反映されていない事が多々あります。ご注意下さい。

カテゴリ: 歳時記@千葉県柏市

 例年だと、オウバイ(黄梅)の後にレンギョウ(連翹)が咲き始めるのだけれど、今年2021年はオウバイの花を見ないままで、レンギョウの開花を目にする事になってしまいました。千葉県 柏市にて。尤も、オウバイの花の開花期は意外と短いので、私が見逃したのかも知れず(2008年では1月22日に開花確認しています https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-1600.html )、もしかしたら、いつも目にしていたお宅のオウバイが枯れてしまったのかも知れません。

 咲いているのを発見したレンギョウにしても、いつも目にしていたものではなく、植えて数年経ったかどうかと云うほどの小さな、細い枝のレンギョウ。私は桜については、「樹齢が大きい(高い)ほど早く咲く」てな仮説を持っている事を、https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5506.html に書きました。レンギョウでも同じ理論が当てはまる筈と考えるのだけれど、今回の発見例は見事に逆。大きな樹齢の大きなレンギョウがまだ蕾も大多数は形成されていない様な状態(1輪だけ開いたか否かてな状況に至っていた)だったのに、私の見た小さなレンギョウは咲いていた訳で。

 当ブログの過去記事でレンギョウ(連翹)の開花記事を検索してみると、以下の様になりますが、必ずしも咲き始めを見る事が出来ている訳でもなく、開花期の変遷とは言えないかも。

2006年 → 3月15日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-349.html ) 開花日の確実な情報

2007年 → 3月16日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-990.html ) 咲き始め

2008年 → 3月20日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-1700.html ) 1輪のみ開花を確認

2009年 → 3月17日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-2340.html ) 咲き始め

2010年 → 3月17日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-2748.html ) 咲き始め

2011年 → 3月30日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3086.html ) 満開

 …

2014年 → 4月01日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4218.html ) 満開

2015年 → 3月31日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4479.html ) 満開

2016年 → 3月25日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4779.html ) 結構な割合の花が開花

 …

2018年 → 3月18日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4916.html のコメント)
      (3月15日 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4916.html 葉っぱが出ていた)

2019年 → 3月16日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5093.html )

2020年 → 3月14日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5407.html ) 満開に近い見頃


 2018年の記事 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4916.html のコメント欄や、2011年の記事 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3086.htmlでは、連翹の開花の個体差について書いています。個体によっての開花期の差が結構大きな植物なのかも知れません。

 が、咲き始めを見れたときの記事は、多くは3月16~17日になっています。2008年の3月20日や2020年の満開に近い見頃の記事もありますが、これは個体差の現れかも知れません。きっと日の長さに対応して咲く植物なのでしょう(2007年の記事 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-990.html や、2013年の記事 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3971.html にも同じ事を書いていましたw)。


 オウバイについては、https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-2264.html にも書いていますが、結構開花時期のブレの大きい植物の様です。

 東京の桜の標準木として指定されている、靖国神社の桜が、2021年3月14日、開花したとニュースで流れてました。「早いなぁ」と驚いたものの、実は昨年2020年と同じ日なのだそうです。

 と云う事で、2021年3月14日、私が「早咲き」なのを知っている桜を見に行ってみました(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5504.html に追記した事情)。結果、咲いてました。
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後ろに見えるものは、三協フロンテア柏スタジアムの照明塔。ピントが花に合ってませんが、ソメイヨシノの花です(今までの記憶から言って、大島桜じゃない筈)。

 尤も、私が確認出来たのは、この2輪だけ。目に付いたところで咲いていたので、探せば、他にも咲いているものが何輪かあったのかも知れませんけど、躍起になって探しはしませんでした。
 標準木である桜では、2輪程度では「開花」とせず、少なくとも5輪程度まで待って「開花」とするそうなので、少し「探す」努力をしてみても良かったか、と今になっては思ってますが。

 上の桜はソメイヨシノである事は確実なのですが、何故か、例年、他の個体より少し先に咲きます。新柏の桜通りでも(一部、大島桜もありますが、同じソメイヨシノであっても)、例年、早く咲く桜の個体は決まっていて、周囲の照明などの所為なのか、遺伝子を担う染色体の変異(植物は、枝単位でも染色体変異を起こします。食害虫などを宿主とするレトロウイルスを原因とするものが多い由)なのか、理由は判然としませんが、とにかく偶然ではなく、決まった個体が早く咲く事が圧倒的に多い。

 私は、「樹齢が大きい桜の個体は、そうでない個体より早く咲く」との仮説を持っています。理論的根拠は、樹齢を重ねるに従い、維管束植物である桜は幹や枝が太くなるが、それに伴い、表面積当たりの体積が大きくなり、結果、内部の温度が気温に左右され難くなるから。桜は、休眠打破とされる低温に当たってからの気温の累積温度で開花期を予測出来るそうですが、幹や枝が太くなった個体は、そうでない個体よりも気温が低くても、内部の生化学活動が活発になると期待出来ますから。1年ごとの差異は僅かでも、10~20年を経れば、有意差が生まれてしまうと考えます。
 この仮説が正しければ、標準木を決めて、その開花の推移を調べる、と云うのは、気温による影響を純粋には反映しない事になります。段々に開花が早くなって行く筈。そうは言っても、多くの場合、桜、特にソメイヨシノは同じ時期に植えられた集団が周囲に植栽されているものなので、それが「人間の感じる」桜の開花期なんだ、とは言えますが。
 上の仮説が正しいとしても、これを逆に敷衍して「周囲の桜より早く咲く桜の樹齢は、周囲の裏より高い事が多い」ってのは、、検証の困難な事項になってしまうとは思います。それは樹齢の決定が困難だから。樹齢の決定が容易な場合は、検証可能かも知れません。

 そこで反証らしきものとして思い起こされるのは、三春の滝桜。福島県の三春町周辺には、三春の滝桜の実生(種子から育った、て意味。なので、遺伝子配列は「三春の滝桜」本体とは異なります。枝などの接ぎ木であれば、遺伝子配列は同じと言えます)の枝垂れ桜が多く存在するのですが、実は多くの場合、三春の滝桜本体よりも先に咲きます(爆)。遺伝子配列が異なるからだ、と言われてしまえば、それまでなのですが(笑)。

 そもそもソメイヨシノが一斉に咲くのは、ソメイヨシノが接ぎ木で増やされているからです。違う桜の根っこに、ソメイヨシノの枝を接木して増やされています。それ故、遺伝子配列は、原則、みな同じ(先述のレトロウイルスなどで一部の遺伝子配列が異なっている可能性もあります)。そこで周囲の気温の条件などが同じ区域内では、同時に咲くと説明されています。
 この接ぎ木で増やすと云う行為が、ソメイヨシノの意外と短命である事情に繋がります。根っこの成長は比較的遅いのに、上部の幹などの成長はかなり早い。それ故、根っこからの水分・養分の配給が不充分となり、結果、内部に空洞を生じさせる事が多くなる、って理屈らしい(何故「水分・養分の配給が不足すると、内部に空洞が生じやすくなる」のかの理屈までは、私は知りません。維管束植物では、水分・養分の通り道は維管束だけで、維管束の通り道が表皮側にあり、年年移り変わって行く事で、幹は太くなります。つまり原則、幹の内部は過去の維管束であって、現状、水分・養分は通っていない、と考えるのですが)。これを逆手に採って、林業としてのソメイヨシノの可能性を探る、てな政策提言も聞いた事があります。桜の木は、一般的に言って、湿度による狂い(伸縮)が少なく、古くは(浮世絵)版画の版木などに使われて来ましたし、体育館の床なども桜が多用されています。とは言っても、ソメイヨシノによる林業となると、どのタイミングで伐採するか、が、かなりsensitiveな事になりそうですね。内部の空洞が出来ても、OKなのか?空洞が出来る前に伐採するとなると、見頃を迎えている年の頃に伐採する事となってしまいますから。

 植物の芽って、出て来始めは判断が付き難いものです。少し育ってから、水仙だとか、チューリップだとか、ユリだとかの判断が付くもの。で、本日2021年3月14日、千葉県 柏市で見て驚いたもの…それはユリの芽。ユリの芽って判断が付く程度に育っていたので、背丈は既に4~5cmにはなっていた筈。

 ユリの芽って、こんなに早く出て来るものだったっけか? とは言え、最近驚くものも、当ブログの過去記事を検索してみると、そんな日付でのものも、近年では数回観察していて、私が忘れているだけ、ってものも結構な頻度になります。

 本日2021年3月14日、東京(靖国神社 標準木)で桜が開花したそうですが、これも、昨年2020年も同じ日だった由。柏市ではチューリップの葉っぱも見えてますが、これは、通常4月には咲くものなので、当たり前。

 そう言えば、柏市の あちこちでも桃と思われるものが咲いていて(よくよく考えてみると、紅梅である可能性も残るんだが…典型的な紅梅と別色の桃色の紅梅ってあるのかな?)、既に盛りを過ぎた様な風情です。上野公園では既にシャガが咲いているのは確認済みなのですが、柏市では、私は、通常観察するところ(民家の庭)を、気にもせずに通過してしまっている事が重なっており、未確認。ユキヤナギ(雪柳)については、ユキヤナギらしき花の開花を柏市内で見ているものの、それがユキヤナギなのか否か判然とせず、いつもの定点観察場所にも見に行っていない(2020年では、3月12日までには確認 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5406.html )ので、まだ確実な事を言えません。ミツマタも、もう咲いてそうなんだけど、花粉症で外に出たくなかったりして、まだ見に行っていない状態。シャガ、ユキヤナギ、ミツマタ、全て、私の定点観測場所は民家の庭(シャガは中央町。増尾城址公園にもある。ユキヤナギとミツマタについては、日立台、永楽台、名戸ヶ谷1丁目の範囲の民家)。また、もう咲いてそうなものとして、ヒマラヤユキノシタ(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5406.html 2020年では3月12日確認。日立台か、名戸ヶ谷1丁目の民家)もあるんですが、ポケモンGoを積極的にやってもいない現状では、先述の花粉症の事情もあり…見に行くか否かは、気分と機会次第。
 日立台公園のサンシュウも、既に咲いていておかしくないんだけど…。

 そんな中、気付いたものについちゃ、記事にして措(お)こうか、ってのが、当記事です。


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<追記>

 この記事を書いた事で、私の頭の中が多少整理され、その結果、数百m散歩すれば、結構な数の花の開花の有無を確認出来る事が判りました。そこで、日立台、名戸ヶ谷1丁目、永楽台の境界部分で確認すべく、ポケモンGoをしながら散歩に出ました。

 結果、上記の花のほぼ全ての種類が「咲いている」事を確認した次第。尤も、計画していたルートは、ポケモンGoの所為で、「新たに遭遇するポケモン」多数故に、南に大きく外れ、時間も1時間程度に拡大する事になってしまいましたが。

 桜 → 私が「早咲き」と認識している桜(ソメイヨシノ)が、2輪ほど開花していた。

 桃 → 園芸種でよくある、照手桃も開花していた(照手桃は、まだなのかと考えていた)。意外なところで発見した故、いつもの定点観測のところは見ていないのだが。

 ユキヤナギ → 多数のお宅でほぼ満開状態。よく考えてみれば、1軒のお宅は、ほぼ真横を数日前にも通ったのだけれど、ポケモンGoをしながら夜通った所為か、ユキヤナギの開花など気にも留めていなかった。ポケモンGoの罪なところ(暇潰しにはなるけれど、周囲への注意が疎かになる)。

 ミツマタ → 開花の状態が判別し難い花ではあるが、開花期の後半。以前「開花していない」事を確認した事があったのだが、いつの事だろう? (2021年3月1日には開花していなかった?)

 ヒマラヤユキノシタ → 2軒のお宅で、ほぼ満開。

 シャガ → 中央町のお宅まで足を伸ばさなかった。

 サンシュウ(サンシュユ) → 日立台公園まで足を伸ばさなかった。

 コブシ → 名戸ヶ谷1丁目の範囲の民家(旧・名戸ヶ谷運動広場の跡地に出来た住宅地の中)で、コブシが隣り合った3軒ほどの植樹に使われているのを発見。ほぼ満開。 


 今回は、予定径路から南に大きく外れ、名戸ヶ谷病院(移転した先 https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4817.html 参照)の前まで行ってしまいました。永楽台近隣公園であっても、徒歩では暫くの間訪れていなかった事を認識。

 「様です」と書くのは、コブシ(辛夷)なのか、ハクモクレン(白木蓮)なのか、自信が無かったから。開花を確認したのは、2021年3月7日の夜です。

 当ブログで過去記事で、両者の見分け方を書いていたと記憶していたので、検索して

ハクモクレン(白木蓮)の花が咲き始めています@千葉県 柏市
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5092.html
(2019年3月14日UP)

に書いていた見分け方のうち、(1)と(3)に合致する事から、ハクモクレン(白木蓮)と判断した次第。場所は、柏市立第四中学校の北端の道路沿い。なお、この記事の最後に挙げた、関宿の記事の画像から判断すると、今回見たのは、ハクモクレンで間違い無いと思われます。

 柏市立第四中学校脇の樹では、上の方から開花し始めていて、下の方の花は、まだ白く大きく膨らんだ蕾の状態のものが多かったです。

 私は、似た様な花を次の図の4箇所で記憶しています。今回は、柏市立第四中学校の北側道路脇の1本を見ただけで、他のところの開花したか否かの確認はしていません。先週くらいだったか、もっと前だったか、あかね緑地で咲き始めではないか、と思える様な白いものが付いてる樹を車の中から確認したのですが、その後、徒歩で実地検分はしていません。あかね緑地は、辛夷(コブシ)っぽい花だったと遠い過去の記憶にはあるものの、明確な記憶ではありません。

 青いマークを付け措いたところが、ハクモクレンっぽいところ。オレンジ色のマークがコブシっぽいと記憶しているところ、です。

上の地図のうち、柏市立第八小学校脇のものは、

ハクモクレン満開@千葉県柏市
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-1706.html
(2008年3月23日UP)

に画像が残っています。当記事の最後に引用した記事の中での、更に最後に引用した記事の画像(コブシ@関宿)と見較べてみると、ここ(柏市立第八小学校 東南端)はハクモクレン(白木蓮)で間違い無いでしょう。とすると、私の記憶の中での花の形から、ひばりが丘交差点のものも、柏市立第四小学校北側のものも、ハクモクレンに間違い無いものと考えられます。

 緊急事態宣言が出て以降、筋力維持の散歩もかねて(行くときはポケモンGoなんかをしながら)、新柏4丁目交差点に2021年1月29日に出来た「松屋 新柏店」(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5473.html 参照)に行く事が結構多いのですが、その復路に確認して来たもの。初めから、開花確認の意識があったら、他のところも見て来れたのかも知れません(往路と復路に、そのうちの何箇所かを入れるなどして)。が、帰り道を歩いているうちに思いついたので、この1箇所しか確認出来ていません。
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 なお、コブシについては、

柏市内のコブシの街路樹の位置(地図)
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3988.html
(2013年4月6日UP)

でも書いていますし、流山おおたかの森SCから、流山おおたかの森駅への空中通路のSC側に咲いているもの(GW近くなっても咲いているのが通例です)もコブシではないか、と思うのですが…花の形の記憶自体が曖昧で、明確な事が言えません。


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 なお、当ブログでハクモクレン(白木蓮)の開花が日付と一緒に報告されている記事を検索してみると、

2008年 → 3月23日 満開(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-1706.html )

2014年 → 3月26日 咲いている(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4209.html )

2016年 → 3月16日 咲き始め(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4634.html )

2019年 → 3月14日 咲き始め(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5092.html )
2020年 → 3月06日 咲いている(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5403.html )
2021年 → 3月07日 咲き始め(当記事)

となります。昨年2020年と較べる限りは、ほぼ同時期。昨日2021年3月6日にどこかのハクモクレンの樹で開花していなかった事の確認をしていた訳ではありませんので、本日2021年3月7日に開花した、とは言えません。「上の方の蕾が開花していた」「下の方の蕾は、まだ開いていなかった」てだけが明言出来る範囲。

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 付記。当ブログの過去の記事から、ハクモクレンの花とコブシの花を比較出来る画像を引用してみます。

ハクモクレン満開@千葉県柏市
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-1706.html
(2008年3月22日UP)

から、ハクモクレン(白木蓮)の花。
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コブシ@関宿(中之島公園@茨城県五霞町)
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-2750.html
(2010年3月23日UP)

から、コブシ(辛夷)の花。
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 ツイデ。

これは、蛇の卵???
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3366.html
(2011年10月8日UP)

から、辛夷の実かも知れないもの。

 2021年3月5日、千葉県 柏市で西洋水仙(セイヨウスイセン)が開花しているのを確認しました。数個体で、1個体につき数輪咲いていたので、「開花し始め」が、この日だったか否かは不確実です。既に、もっと前から回亜していた可能性大。ですが、本日までの間に咲いていたのは間違い無く言える事。

 2021年2月末に横浜に行ったときには、西洋水仙が満開になっていたのですが、柏市ですと、1週間程度は開花が遅れる様です。私は埼玉県 春日部市から柏市に移って来たので、柏市は暖かい様なイメージでいます(かつて、船橋市に住んでいた頃、総武線で御茶の水に通っていた頃は、東から総武線で来る連中が誰もコートを着ていないのに、西から来る連中のほとんどがコートを着ている、なんて後継がありました。「千葉県に帰って来た」事で同じ様なイメージを未だに抱いているのでしょうか)が、やはり、東京よりは北部ですし、横浜の湾岸部よりは内陸にあるのです。手賀沼があろうと、南の海岸部よりは寒いって事でしょう。

 横浜の港湾部(横浜赤レンガ倉庫前)にて。
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 日本水仙の典型種が白い花弁3枚に、萼3枚(6枚の花弁に見えますが、正しい構成の記述は、こう)、真ん中の副花冠だけが黄色、ってパターンですが、西洋水仙の典型種は、花弁、萼、副花冠の全てが黄色(枚数は日本水仙と同じ)。
 このパターンに当てはまらない日本水仙みたいな見た目の西洋水仙てものも、もしかしたら存在するのかも知れませんが、そうなると、私には見分けが付きません(同じ様なパターンで、やたら花弁、萼、副花弁がデカイ、西洋水仙てものもあった様に思うが、それだと開花期も日本水仙とは大きく異なるので、西洋水仙と判る)。西洋水仙には、色んな変わり咲きの園芸種もありますが、2021年3月5日、柏市内の、上記と ほぼ同じところで、八重咲きの西洋水仙も咲いているのを確認しました。

 なお、西洋水仙の花芽(蕾)については、

西洋水仙(セイヨウスイセン)の花芽(蕾)が形成され始めてる@千葉県 柏市
https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5491.html
(2021年2月23日UP)

て記事を書いていますので、約1週間後の2021年3月2日には開花の有無を確認して措(お)くべきだったとは思っていますが、この日、咲いていなかったのか、それとも見もしなかったのか、は今となっては判りません。「蕾の形成されていた2021年2月23日の10日後、2021年3月5日には咲いていた」って事が言えるだけです。そう言えば…2021年3月2日は、雨だった様な気がします。この日、雨の中、沈丁花が満開になっている、って事を確認した様に記憶してます(「2021年3月1日には、どうたったのか」を確認しておくべきだった、と後悔してたのを記憶してます)。


 当ブログ内で確認出来る西洋水仙の開花日@千葉県 柏市、を一覧にしてみると、、

2011年 → 2月26日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-3008.html )

2015年 → 3月04日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4462.html )

2017年 → 2月10日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4763.html )
2018年 → 2月24日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-4904.html )
2019年 → 2月26日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5069.html )
2020年 → 2月27日(https://reywa.blog.fc2.com/blog-entry-5389.html )
2021年 → 3月05日以前(当記事)

となります。こうやって並べてみると、今年2021年が最も遅かった様に見えてしまうのですが…本当に遅かったのか、どうか。2021年の冬シーズンは、日本海方面で大雪があったとは言え、冬全体を通して気温だけを見れば、全国的に暖冬だったとされています。桜の開花予想については、東京で、2021年3月14日とか2021年3月15日とかの予想が出ています。異様に早い…私は、この時期は関東にいないと思われますので、今年の関東のソメイヨシノの開花を私は見れないのかも知れません。
 それはいいとして、暖冬だったのに、西洋水仙の開花が遅かったとすれば、桜の開花の様に、休眠打破の低温が必要なところ、その低温が遅れたのか(チューリップなどは、そうした低温が必要だそうで、それ故、冷蔵して開花を早めたアイスチューリップなんてものがあります)、関東全体で2021年1月に降雨量が少なかった事が影響しているのか。何にせよ、正しい開花日のデータも採れていないので、全ては曖昧なまま。


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 本日2021年3月5日、金木犀(キンモクセイ)の若芽が軒並み準備されているのも確認しました。

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