私の考え方は、基本的に民主党支持層のものです。
そして、郵政については、最終的には民営化すべきと考えています。郵政民営化は改革の本丸か?と言われれば、私はYes!と即答します。

では、民主党に投票すれば、郵政は民営化されるのか?
実は、かなり疑問です。民主党は(自民党も基本的にはそうですが)、寄り合い所帯であり、約3分の1の国会議委員は、党議拘束さえなければ、今の郵政民営化法案でも支持する者達と言われています(報道による)。しかし、民主党の中には、連合が支持勢力として大きな影響力を持っており、その中には日本郵政公社の労組も大きな人数を抱えて存在しているのです。民主党は、何年後かに実際の状態を調査し、改めてしっかりとした郵政の方針を示す、と言っていますが、このままでは、民営化を本当にやれるか?は疑問です。私としては、何らかの形で、郵政民営化の方針を投票行動に示したいと考えています(たかが1票というのも実感なのですが)。そこで、どの様な投票行動を示せば、自分の考える方向に向くのか?を考えて行きたいと思った訳です。
 たかが1票。これは確かです。でも、そこで終わりたくないので、自分の考えの整理の為にこのブログを使う事にしました。

民主党の岡田党首は、今回、郵政民営化は大した争点ではないと言っています。しかし、前回は自民党が大した争点ではない、とした年金問題を訴え、将来の方向を示した上で、民主党は闘い、公明党(年金生活者の利益を忠実に反映する政策を打ち出しました)共々、勝利しました。今回、民主党は何を示したと言うのでしょうか?今のところ、失望せざるを得ません。
 今、何らかの郵政民営化に対する支持を示さなければ、小泉首相は退陣し、郵政民営化は、また遠い将来の話になってしまうかも知れないのです。

では、今回、自民党支持(小選挙区、自民党。比例区、自民党)で行くか?実は、これも簡単には首肯出来ないのです。自民党も、やはり寄り合い所帯です。自民党に入れると云う事は、へんな勢力も一緒に選んでしまう事になります。小泉首相自体、全てを支持する訳には行かない方だとは思っています。
 まず、へんな勢力についてですが、一番あほらしいのが「新しい歴史教科書をつくる会」の勢力です。この構成メンバーの専門知識、専門的な学識の浅さは特筆に値します。私も法律家を目指して勉強し、企業で法務を扱った事のある人間ですので、この会長(現会長。第3代)を務める八木秀次(高崎経済大学助教授)の学識の程度はしっかりと把握出来ます。日本国憲法の基本理念を無視するかのごとき発言は、到底許容し難い。この学識の浅さと主張の仕方は、まさに原理主義者、アジテータのそれです。ところが、この浅い学識と主張にまんまと乗ってしまう人も自民党にはいるのです。自民党の次期リーダーとも目される安部晋三氏もそうです。こうした方を利する投票行動は控えたいとも思うのです。
 八木氏の学識の浅さと、その体質に関しては、後で書く事もあるかと思いますが、取り敢えず、次のサイトで納得出来る指摘があります(2ちゃんねるなんで、変な書き込みもある。取捨選択が必要)
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1113666574
2ちゃんねる 哲学板「保守論客 八木秀次」
 また、小泉首相に関しても支持出来ない行動があると書きました。それは、説明の論理の粗さ(ワンフレーズ政治)、政策に穴があり、ほとんど考慮されていない分野がある、と云う事です。私は小泉首相が首相になる前に郵政民営化に関する彼の著作(ほんとに書いてるか、疑問もありますが、ここに書かれた事はブレのない彼の政策である事は、その後の言動で納得しています)を読んで、全面的に賛成したものです。しかし、国会などでのその説明たるや、貧弱である事は事実です。「民に出来る事は民に」。これだけの気がします。また、丸投げと評される分野もあり、首相になって何年も経った今でさえ、全てを任せるには不安がつきまといます。

郵政民営化は支持するが、自民党の変な勢力や行動の拡大は阻止したい。ここで迷う訳です。