岡田党首は、今回、郵政民営化は最優先の争点ではない、としています。そして、政権交代を目指して、総合的な政策を打ち出し、審判を得ようとしている様です。「政権交代がならなかったら、辞任する」とまで言っています(小泉首相の二番煎じに感じるだけですが)。しかしながら、郵政民営化に関しては、確たる方向性を提示していません。

 この様な方針に賛成出来るか?私は否、です。郵政民営化は、将来の事を考えると、絶対に必要です(論拠は、後に書くかも知れませんが、新聞なんかにも書いてありますよね)。確かに、参議院で秘訣され廃案になってしまった法案は、骨抜きであり、細かな間違いもあり、二流品でした。が、民営化の方針はしっかりと示されていたのです。本来ならば、この点をもう一度しっかりと示し、少なくとも民主党の考える行程表を示すべきではないでしょうか?前回、自民党から大した問題ではないとされた年金問題をメインに据え闘い、結果、躍進した民主党の姿と今回の自民党の姿は似てはいないでしょうか?
 ヘンに自民党にすり寄って一部修正で済ます姿より、対立軸をしっかり示すと云うのは、小沢氏の主張して来た方向ですが、私は、郵政民営化に対して確たる方針を示さない、今回の方針に賛成は出来ません。郵政労組の利益と数におもねった感じで、かつての自民党の姿が重なるだけです。岡田党首は総理大臣になってもよい器とは思いますが、辞任する事になっても理の当然としか思えません。でも、もし小沢氏が党首になったら、昔の人が出て来た、って感じで、もう、あんまり積極的に応援する気にはなりません。小沢氏だったら、ぷーとふくれた駄々っ子の様に見える(イメージはよくない)枝野幸男の方が政策的にイイ!

参考①:日本経済新聞2005年8月11日付朝刊第1面「実は民主党内は郵政民営化賛成派が少なくない。手を打たなければ賛否が分かれ、ハチの巣をつついたようになる。そう懸念した岡田克也代表は議論を避け、対決法案では必ず示してきた対案の提出を押しとどめた。逆造反なしに採決を乗り切った岡田氏は『出していたらこうはならなかった』と漏らした」

参考②:このブログ内の記事「なぜ郵政事業は民営化しなければならないのか?」
http://blogs.yahoo.co.jp/ubiquitous_budda/9244808.html