柏市は、国道6号と国道16号の結節点である事に加えて、常磐線快速の停車駅(当初は通過駅であったが、1972年以降、停車駅となった)である事から、1970年頃から人口が急増した市です。現在は、人口の伸びは殆ど無く(将来的にTX地域で若干の増加はあり得る)、人口の張り付いた年齢層の偏りから急速に高齢化が進んでいます。

 歴史的には、住宅都市整備公団(現・都市再生機構)の大規模団地(1956~1957年に日本初の公団大規模団地として光が丘が、その後、豊四季台団地。沼南地域には大津が丘団地)を鏑矢として人口が張り付き始めたのですが、この間に国家公務員住宅や社宅なども集まりました。社宅の集中はここでは意味の無い事ですが、公務員に関しては、公社であったJR社宅(近頃、再開発で分譲マンションに姿を変えたものもあります)が最大(でも、ここでは既に意味無し)のものでしょうが、中央2丁目や、あかね町、柏の葉、新柏1丁目などにも国家公務員の住宅団地があります。当然の事ながら、郵政職員の為の住宅もあり、あかね町、常盤台などに位置しています。
 
 この結果、柏市は、他市に較べると、次の様な特徴があります。
A)人口に占める国家公務員の比率の多い都市となっている筈。もっとも、割合にすれば、僅かなものでしょうが。この国家公務員への郵政職員の働きかけ(どう動くのかは謎ですが)や国家公務員の心性も注目されます。
B)かつての千葉県の金権選挙とは無縁の地で、自民党支持層と民主党支持増は拮抗している。ここ2回の衆院選挙では、小選挙区(我孫子市と一緒の選挙区)では民主党候補が当選し、自民党候補は次点(披比例区で復活)。
 この選挙区で、郵政選挙としての性格を持つ今回の選挙で、自民党候補が当選出来るのか?は、それなりに意味を持つものと考えています。

参考①:柏市の人口推移
1955年 45,020
1965年 109,237
1975年 203,065
1985年 273,128
2004年 334,042(2005年、柏市は沼南町と合併し、人口38万を超えるに至りました)